AWS 上に cloud-init 対応ディストリビューションのインスタンスを作成するのであれば、起動時にパラメータを指定することで初期設定を実施することが出来ます。インスタンス起動後に Chef や Ansible で設定しても良いですが、cloud-init でシンプルに設定してしまうのも簡易でお勧めです。今回は Amazon Linux のインスタンス時にタイムゾーンを指定してみます。
cloud-init でタイムゾーンを指定する
タイムゾーンを Asia/Tokyo へ変更する場合、cloud-init の設定は以下のようになります。
#cloud-config
timezone: "Asia/Tokyo"
これを EC2 のインスタンス作成時に、以下のように指定します。
確認
インスタンスが起動したらタイムゾーン設定が反映されているか、確認してみます。/etc/localtime を確認してみます。
$ strings /etc/localtime
TZif2
JCST
TZif2
JCST
JST-9
/etc/sysconfig/clock を確認すると ZONE が Asia/Tokyo になっていることが分かります。
$ cat /etc/sysconfig/clock
ZONE=Asia/Tokyo
UTC=true
date で現在時刻を確認してみます。
$ date
Sun Oct 10 22:00:05 JST 2016
コメント