macOS で複数バージョンの golang を切り替えながら利用する場合、goenv を使うと便利です。 今回は Big Sur に goenv を使って golang をインストールする手順をメモしておきます。
goenv のインストール
まず goenv をインストールします。 git clone
します。
git clone https://github.com/syndbg/goenv.git ~/.goenv
必要な環境変数を設定ファイルに追記します。 追記が完了したらシェルをログアウト / ログインし直すなど、何某かの方法で追加した環境変数を反映します。
echo 'export GOENV_ROOT="$HOME/.goenv"' >> ~/.bash_profile
echo 'export PATH="$GOENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
echo 'eval "$(goenv init -)"' >> ~/.bash_profile
今回は goenv 2.0.0beta11 がインストールされました。
$ goenv -v
goenv 2.0.0beta11
golang のインストール
goenv でインストール可能な golang のバージョンを確認します。 beta 版を除くと 1.16.0 が最新のようです。
$ goenv install -l
Available versions:
1.2.2
1.3.0
1.3.1
・
・
・
1.15.8
1.16.0
1.16beta1
1.16.0 をインストールします。
goenv install 1.16.0
goenv のインストール時と同様に、必要な環境変数を設定ファイルに追加します。 追記が完了したらシェルをログアウト / ログインし直すなど、何某かの方法で追加した環境変数を反映します。
echo 'export PATH="$GOROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
echo 'export PATH="$PATH:$GOPATH/bin"' >> ~/.bash_profile
インストールした golang 1.16.0 を全体で有効化します。
goenv global 1.16.0
これで go コマンドが利用出来るようになりました。
$ go version
go version go1.16 darwin/arm64
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