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CML2.9.0と同時リリースされたリファレンスプラットフォームに含まれるコンテナイメージ

CML 2.9.0から新たにコンテナ機能がサポートされています。CML 2.9.0と同時に公開されたリファレンスプラットフォーム「refplat-20250616-fcs-iso」に含まれるコンテナイメージの一覧はSupport for Container Imagesに書かれています。

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ここには「splunk」というイメージについて言及されているのですが、「refplat-20250616-fcs-iso」にはこのイメージは含まれていないようです。つまり、実際に含まれているコンテナイメージは以下のようです。

  1. chrome-136-0-7103-113-1.tar.gz
  2. dnsmasq-2-9-0.tar.gz
  3. firefox-138-0-4-build1.tar.gz
  4. frr-10-2-1-r1.tar.gz
  5. net-tools-1-0-0.tar.gz
  6. nginx-3-38.tar.gz
  7. radius-3-2-1.tar.gz
  8. syslog-3-38.tar.gz
  9. tacplus-f4-0-4-28.tar.gz
  10. thousandeyes-ea-1-210-0.tar.gz

先日、dfimageでDockerコンテナイメージからDockerfileを復元するで触れたdfimageを使い、これらのイメージのDockerfileを確認してみました。

Cisco CML 2.9.0リリース

Cisco CML 2.9.0がリリースされました。Software Downloadページからダウンロードすることができます。変更点はSummary of Changesに記載されていますが、下記などです。

  • Support for Container Images
  • Sample Labs Improvements
  • Custom Font for Console Pane
  • Address Display in Interfaces Pane
  • Node Disk Image Cloning
  • Lab Sharing and Advanced Group Permissions
  • IOL Nodes with Serial Interfaces
  • Catalyst 9800-CL and ISE Images
  • API Changes

同時に最新のリファレンスプラットフォームである「refplat-20250616-fcs.iso」が公開されています。この.isoファイルの内容は以下でした。

CleanShot X 4.8.1リリース

Changelog にはまだ記載がありませんが、CleanShot Xのバージョン4.8.1がリリースされていました。以前から「ウインドウをリサイズすると高確率でアプリケーションが落ちる」(50%程度の確率?)という問題が発生しているのですが、このバージョンで修正されていることを願います…

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Cisco CMLのサイジング用Excelファイル

Cisco CMLを動作させるコンピュータのスペックは「どの程度、仮想マシンを動作させるか?」に大きく依存します(※ライセンスは考慮しません)。CMLを動作させるホストコンピュータのスペックをサイジングする際、CPU/メモリの計算に使えるExcelファイルがGitHubで公開されています。

「Device Count」欄を入力していくことで必要なスペックが自動的に計算されます。

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ThousandEyesで残りユニット数やCloud Insightのライセンスレベルを確認する

以前にThousnadEyes でテストが消費するユニット数を計算するというメモを書きました。ログインが必要ですがUnit Calculatorを使うことで「テストが消費するユニット数」は事前に計算することができます。「現時点の残りユニット数」を確認するにはManageAccount SettingsUsage and Billingをクリックします。

dfimageでDockerコンテナイメージからDockerfileを復元する

Dockerfile From Image (dfimage)を使うとDockerコンテナからDockerfileを復元することができます。dfimage自体がDockerコンテナとして提供されており、Dockerエンジンがあれば利用可能です。ただ、毎回Dockerコンテナを実行するのは大変なので、ショートカットするには「エイリアスを設定する」「Pythonスクリプト経由で利用する」といった方法があるようです。今回は後者の「Pythonスクリプト経由で利用する」方法をメモします。

dfimageは仕組み上、Dockerを事前にインストールしておく必要があります。