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fish シェルをインストールする

fish シェルは「Friendly Interactive SHell」という名前の通り、ユーザにとって使いやすいように設計された(bash などに比べれば)新しいシェルです。以下のような特徴があります。

  1. ファイルやディレクトリが存在しない場合は該当ファイルやディレクトリを赤色で、存在する場合は緑色で通知してくれる
  2. tab 補完の際、充実した説明が表示される
  3. man の後に tab 補完すると、セクションが補完(表示)される
  4. 始めの数文字を入力してから「Ctrl + p」や「↑」で履歴をたどると、入力した数文字に一致した候補だけが表示される
  5. cd を省略してディレクトリ名だけを入力した場合、そのディレクトリに移動してくれる(cd してくれる)
  6. ディレクトリの変更履歴を管理しており、prevd でひとつずつ、ディレクトリを戻ることが出来る
  7. help コマンドでブラウザが起動し、ヘルプを参照できる
  8. サブシェルが無い為、ビルトイン関数が完全に動作する

…等などです。

ただし、現時点(2009/10/5 0:30)では fish シェルの公式サイトである fishshell.org の名前解決が出来ず、公式サイトへアクセスすることが出来ません・・・復旧してくれると良いのですが。

インストール

MacPorts からインストール出来ます。

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sudo port install fish

ユーザの既定のシェルにするには、/etc/shells へ fish を追加した後、chsh します。

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echo '/opt/local/bin/fish' | sudo tee -a /etc/shells
chsh -s /opt/local/bin/fish