Linux で IP アドレスを DHCP 設定から固定設定へ変更するには
Linux で IP アドレス設定を DHCP 設定から固定設定へ変更するには以下の手順を踏みます。
- 設定変更
- インターフェイス設定(IP アドレス、ネットマスク、ネットワークアドレス、ブロードキャストアドレス)
- ゲートウェイ設定
- DNS 設定
- ネットワークサービスの再起動
ここでは DHCP から以下の固定設定へ変更を行ないます。
項目 | 値 |
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IP アドレス | 192.168.1.201 |
ネットマスク | 255.255.255.0 |
ネットワークアドレス | 192.168.1.0 |
ブロードキャストアドレス | 192.168.1.255 |
ゲートウェイ | 192.168.1.254 |
プライマリ DNS | 8.8.8.8 |
セカンダリ DNS | 8.8.4.4 |
インターフェイス設定¶
インターフェイス設定は "/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0"("ifcfg-eth0" 部分は適宜、読み替え)に定義されています。DHCP 設定時は以下のようになっていました。
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固定 IP アドレスに変更するには以下のように修正します。
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ゲートウェイ設定¶
ゲートウェイの設定は "/etc/sysconfig/network" に定義されています。DHCP 設定時は以下のようになっていました。
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固定アドレス化に伴い、DHCP サーバからゲートウェイを取得出来なくなりますので、下記のように明示的に指定する必要があります。
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DNS 設定¶
DNS の設定は "/etc/resolv.conf" に定義されています。DHCP 設定時は以下のようになっていました。
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ゲートウェイ設定同様、固定アドレス化に伴い DNS サーバも下記のように、明示的に指定する必要があります。ここれでは "8.8.8.8" と "8.8.4.4" を指定していますが、これは Google Public DNS のアドレスです。
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ネットワークサービスの再起動¶
ここまでの設定変更が完了したら、最後にネットワークサービスを再起動して変更内容を反映します。
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これで DHCP 設定から固定設定への変更は完了です。