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vSphere ESXi 上の仮想マシンで VT-x を有効化するには

ESXi 上で ESXi を検証する場合(いわゆる「Nested ESXi」)、仮想マシンで VT-x 等の仮想化支援機能を有効化する必要があります。設定の流れは以下のようになります。

  1. ホスト側 ESXi で vhv.enable = TRUE を設定する
  2. ゲストマシンの構成で VT-x を有効にする
  3. (Nested ESXi 構成の場合等は)ゲスト側 ESXi でも vhv.enable = TRUE を設定する

前提条件

今回は以下の構成で検証しました。

  • vSphere ESXi 5.5

ホスト側 ESXi で vhv.enable を設定する

ホスト側 ESXi のコンソール、または SSH から /etc/vmware/config に vhv.enable = TRUE を追記します。今回の環境では追記後、以下のような内容になりました。

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libdir = "/usr/lib/vmware"
authd.proxy.nfc = "vmware-hostd:ha-nfc"
authd.proxy.nfcssl = "vmware-hostd:ha-nfcssl"
authd.proxy.vpxa-nfcssl = "vmware-vpxa:vpxa-nfcssl"
authd.proxy.vpxa-nfc = "vmware-vpxa:vpxa-nfc"
authd.fullpath = "/sbin/authd"
vhv.enable = TRUE

ゲストマシンの構成で VT-x を有効にする

ゲストマシンの構成変更画面から「Options → CPU/MMU Virtualization → Use Intel VT-x/AMD-V…」を選択します。

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これで仮想マシン上で VT-x が有効化されます。冒頭に記載した通り、Nested ESXi 構成にする場合等はゲスト ESXi の /etc/vmware/config にも追記します。