Cisco VIRL 上でパケットキャプチャしてみる(Ver.1.0.0 以降編)
以前に Cisco VIRL 上でパケットキャプチャしてみる というメモを書きました。VIRL 1.0.0 未満ではこの手順でパケットをキャプチャするしか無かったのですが、VIRL 1.0.0 以上では VMMaestro の GUI からパケットをキャプチャ出来るようになっていました!(従来手順より、遥かに簡単です)。今回は VMMaestro 上からパケットキャプチャする手順をまとめてみます。
何はともあれ、シミュレーションを開始しておきます。今回は 2 台のルータが対向しているだけの、シンプルなトポロジーにしました。
パケットをキャプチャしたいインターフェイスを選択し、右クリックします。
メニューが表示されるので「Packet Captures > Create new...」をクリックします。
キャプチャの設定ダイアログが表示されます。フィルタやキャプチャの終了条件(パケット数、サイズ、時間)等を指定することが出来ます。今回は特に何も指定させずに「OK」をクリックし、パケットキャプチャを開始します。
パケットキャプチャが開始されると、実行点(キャプチャを実行しているインターフェイス)上に虫眼鏡のアイコンが表示されます。この虫眼鏡アイコン上にマウスカーソルを移動させると、キャプチャ名(日付)が表示されます。
パケットキャプチャを終了し、結果をダウンロードするには虫眼鏡アイコンを右クリックし、表示されたメニューから「Packet Captures > キャプチャ名 > Download」をクリックします。
パケットキャプチャの実行結果(.pcap)を保存する位置を聞かれます。デフォルトでは「My Captures」になっていました。今回はこのまま「OK」をクリックしました。
「Open Packet Capture?」というダイアログが表示されます。「Yes」をクリックすれば、ダウンロードされた .pcap ファイルが関連付けられているアプリケーションで開かれます。
過去にキャプチャした結果を見直したい場合は My Captures の中から該当のファイルを探します。