JUNOS で全コンフィグを削除するには
JUNOS で全コンフィグを削除するには top で delete を実行するだけです。
補足 (3/27 追記)¶
K 先生から「各方面で事故ってるので、top で delete はあまりお勧めしません、ssh で入っている場合当然セッション切れます。commit confirm n も対で教えるべき」とコメント頂きましたので追記させて頂きます (コメント有難うございました!)
K 先生コメント通り、delete では全コンフィグが削除されてしまいますから、そのまま追加のコンフィグを入れずに commit してしまうと (当然) SSH も出来なくなってしまいます。仮に delete 後に SSH の設定を含むコンフィグを入れてから commit したとしても、コンフィグをミスっているとやはり SSH 出来なくなり、事故に繋がってしまいます。ですので「top で delete して全コンフィグ削除」する場合は以下の点に留意した方が良いと思います。
- 非商用環境、且つ、シリアルコンソール接続時のみ、利用する
- 万一、SSH 出来なくなっても影響が無いことが確実な環境でのみ、使う。例えばラボ (非商用環境) でシリアルコンソールから初期構築を実施している場合、等
- 万一に備え、自動 rollback を設定しておく
- 止む無く「top で delete」しなければならない場合は「commit」の代わりに「commit confirmed [TIMEOUT-MINUTES]」を使う。commit confirmed [TIMEOUT-MINUTES] は指定分以内に再 commit されない場合は自動的に rollback され、以前のコンフィグに戻る
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私の場合、「top で delete」するのは『ラボ (非商用環境)での初期構築時だけ』です。商用環境では使いません。
削除方法¶
まず、Configuration Mode に移動します。
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デフォルトでは何がしか、初期設定が入っていると思います。
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delete で削除します。
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全コンフィグが削除されました。
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後は必要に応じて commit します。但し、補足に記載した通り、全コンフィグを削除してから SSH を再設定せずに commit してしまうと SSH 出来なくなるのでご注意を!