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MovableType for AWS が書き出すファイルのパーミッションを変更する

手軽に MovableType を利用したい場合は MovableType for AWS を使うのが便利です。

MovableType for AWS は Amazon Linux がベースになっており、Apache 版と Nginx 版がありますが、「Nginx 版 且つ Micro Instance」に限ってはライセンス費用が無料です。

MovableType for AWS のディレクトリ構成

MovableType for AWS はディレクトリ構成がやや特殊で、代表的なディレクトリは以下です。

ディレクトリ 用途
/data/file/static/ MovableType のデフォルト書き出しディレクトリ
/data/conf/ Nginx と MovableType の設定ファイルが置いてあるディレクトリ

MovableType for AWS から書き出したファイルのパーミッション

MovableType から書き出したファイルのパーミッション(umask)は /data/conf/mt-config.cgi で以下のように定義されています。

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DBUmask              0022
HTMLUmask            0022
UploadUmask          0022
DirUmask             0022

仮に、グループにも書き込み権限を付与し、所謂「775」に設定するには以下のように修正します。

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DBUmask              0002
HTMLUmask            0002
UploadUmask          0002
DirUmask             0002

修正が完了したら PSGI サーバ(Starman)を再起動し、設定変更を反映します。

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sudo service movabletype restart