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自分用・検証用 CentOS 作成手順メモ

vSphere に検証用 CentOS を作成する際の手順をメモしておきます。

ssh-copy-id のインストール

作業の母艦となる macOS に homebrew で ssh-copy-id をインストールしておきます。ssh-copy-id はリモート端末に公開鍵をコピーする際に使います。

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brew install ssh-copy-id

仮想マシンの作成

vSphere 上で CentOS の仮想マシンを作成します。仮想マシン名は「CentOS-YYYYMMDD」とします。ディスクはシンプロビジョニング(Thin Provisioning)にしておきます。

基本的な設定

仮想マシンが出来上がったら以下など、基本的な部分は設定しておきます。

  • firewalld は無効化
  • SELinux は無効化
  • タイムゾーンを JST に設定

ユーザの作成

検証用ユーザ(今回は user)を作成しておきます。

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useradd user
passwd user

母艦となる macOS から検証用ユーザ用の公開鍵を作成した仮想マシンにコピーします。

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ssh-copy-id -i ~/.ssh/id_rsa.pub user@10.xxx.xxx.xxx

パッケージのインストール

検証によく使うパッケージを予めインストールしておきます。パッケージのインストールが完了したら、キャッシュを削除してディスク消費量を軽減しておきます。

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yum -y update
yum -y install \
  git \
  lsof \
  nmap \
  ntp \
  ntpdate \
  open-vm-tools-desktop \
  tcpdump \
  unzip \
  vim \
  wget \
  yum-utils
yum clean all

プロンプトの修正

プロンプトの色を修正しておきます。root と一般ユーザで色を分けておきます。

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echo "export PS1='\[\033[01;36m\]\u@\H\[\033[00m\]:\[\033[01;34m\]\w\[\033[00m\]\# '" >> /root/.bashrc
echo "export PS1='\[\033[01;32m\]\u@\H\[\033[00m\]:\[\033[01;34m\]\w\[\033[00m\]\$ '" >> /etc/profile

ホスト名の設定

ホスト名を設定しておきます。

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hostnamectl set-hostname centos

合わせて /etc/hosts を修正しておきます。

修正前(デフォルト)

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127.0.0.1   localhost localhost.localdomain localhost4 localhost4.localdomain4
::1         localhost localhost.localdomain localhost6 localhost6.localdomain6

修正後

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127.0.0.1   centos localhost localhost.localdomain localhost4 localhost4.localdomain4
::1         centos localhost localhost.localdomain localhost6 localhost6.localdomain6

仕上げ

仮想マシンの電源をオフにします。

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sync ; sync ; sync ; poweroff

NIC は検証セグメントに接続しておきます。また、忘れがちですが DVD ドライブはデータストアでは無く、「クライアントデバイス」を参照しつつ、未接続に設定しておきます。ここまで完了すれば、最後に仮想マシンをテンプレートへ変換して終了です。