Cisco ACI App Center アプリケーションは任意の場所にインストール出来る!

Cisco ACI App Center アプリケーションは Apps 配下からインストールしますが、アプリケーション自体には必ずしも Apps 配下からアクセスする必要はありません。そのアプリケーションの特性に合わせて、例えば Tenant に統合してアクセスさせることが可能です。

Cisco ACI App Center では Contract Viewer というアプリケーションが公開されています。

file

このアプリケーションをインストールすると(Apps から、では無く)Tenant からアプリケーションにアクセス出来るようになります。

file

この「APIC 上でアプリケーションを公開する位置」は app.json で定義されます。 app.json の内容を確認する為、ダウンロードした Contract Viewer を展開します。

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unzip Cisco-ContractViewer-1.0.aci

展開された app.json を確認すると insertionURL という値が定義されているのが分かります。

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# cat Cisco_ContractViewer/app.json
{
    "apicversion":"2.2(1n)",
    "appid":"ContractViewer",
    "author":"Varun Bharadwaj",
    "category":[
        "Visibility and Monitoring"
    ],
    "contact":{
        "contact-email":"aciappcenter-support@cisco.com",
        "contact-url":"http://www.cisco.com/aci/"
    },
    "iconfile":"TrafficMap.jpg",
    "insertionURL":"fv:infoTenant:center",
    "name":"Contract Viewer",
    "permissions":[
        "tenant-epg",
        "tenant-network-profile",
        "tenant-security"
    ],
    "permissionslevel":"read",
    "shortdescr":"Contract Viewer for the stats data between EPGs",
    "vendor":"Cisco",
    "vendordomain":"Cisco",
    "version":"1.0"
}

insertionURL として定義出来る場所の一覧は Appendix - Cisco ACI App Center Developer GuideIntegrating the App's UI in the APIC UI に説明が書かれています。