Cisco ACI で SBS を有効化し、ブラウザの複数タブからアクセスする際の認証を省略する

Cisco ACI を WebUI から操作する場合、Web ブラウザの複数タブを開いて作業すると効率が良いです。 ですが、従来までは別のタブを開いても再度、認証を要求されました。 しかし、ACI 4.x 系からサポートされた Single-Browser Session Management という機能を有効化することで「同じブラウザの別タブから Cisco ACI へアクセスする場合は認証を再要求されない」振る舞いとなり、複数タブでのアクセスが簡単になります。 Single-Browser Session Management、略して SBS を有効化するには以下のように操作します。

どのメニューを開いていても構わないので、画面右上のコンピュータアイコン(下記画像の 1)をクリックし、表示されるメニューから Settings をクリックします。

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すると Application Settings という小さなウインドウが表示されます。 この中から Enable Single-Browser Session (SBS): にチェックを入れます (下記のスクリーンショットで赤線が引かれている 3 の部分)。

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これで同じブラウザであれば、別タブで同じ APIC へアクセスする際に認証を要求されなくなります。 これは APIC からログアウトし、ログインしなおしても効果は続きます。