vSphere で仮想マシンのコンソール (画面) へ VNC アクセスする
vSphere で検証を行う際、IP アドレスを割り当てる前の仮想マシンには vCenter 上からコンソール接続するケースが多いと思います。 何らかの理由で vCenter へアクセスさせたくない場合は VNC で仮想マシンへアクセスさせることが出来ます。
仮想マシンが停止している状態で「設定の編集
→ 仮想マシンオプション
→ 設定パラメータ
→ 設定の編集
」をクリックします。
「設定パラメータ」という画面が開きますので、「設定パラメータの追加
」をクリックして入力欄を増やします。
増やした入力欄へ以下の項目と値のペア (Name / Value) を追加します。 誤って作成してしまった項目は「Value を空」にした状態で OK をクリックしてウインドウを閉じると、その値は削除されます。
項目 | 値 |
---|---|
RemoteDisplay.vnc.enabled | TRUE |
RemoteDisplay.vnc.port | 5901 |
RemoteDisplay.vnc.keyMap | jp |
これで用意が整いました。 後は VNC クライアントから ESXi のアドレスと、上記で設定したポート番号 (今回であれば 5901) を指定することで仮想マシンのコンソールへアクセス出来ます。もしアクセス出来ない場合は ESXi のファイアウォール設定等を見直します。