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vSphere 6.7 の標準スイッチで CDP を送受信出来るようにする

vSphere の標準スイッチはデフォルトで CDP を「受信のみ」実行している為、対向側スイッチでは接続情報を確認することが出来ません。 標準スイッチでも CDP 情報を送受信出来るようにする方法をメモしておきます。 今回は vSphere 6.7 Update1 環境でテストしました。

vSwitch の一覧表示

vSwitch を一覧表示するには esxcfg-vswitch -l を実行します。

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$ esxcfg-vswitch -l
Switch Name      Num Ports   Used Ports  Configured Ports  MTU     Uplinks
vSwitch0         3246        6           128               1500    vmnic1
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標準スイッチの CDP 設定状態確認

標準スイッチにおける CDP 設定は esxcfg-vswitch [SWITCH] -b で確認出来ます。 または esxcli network vswitch standard list で確認することも出来ます。

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$ esxcfg-vswitch vSwitch0 -b
listen

設定値の意味は以下の通りです。

設定 意味
listen 受信のみ
advertise 送信のみ
both 送受信両方

標準スイッチに CDP 設定を行う

標準スイッチへ CDP 設定を行うには esxcfg-vswitch [SWITCH] -B [MODE] を実行します。 以下は vSwitch0 で CDP 送受信両方実行出来るように設定しています。

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$ esxcfg-vswitch vSwitch0 -B both
$ esxcfg-vswitch vSwitch0 -b
both

CDP 隣接情報を確認する

CDP で取得した隣接情報は vim-cmd hostsvc/net/query_networkhint で確認することが出来ます。