vSphere 6.7 の標準スイッチで CDP を送受信出来るようにする
vSphere の標準スイッチはデフォルトで CDP を「受信のみ」実行している為、対向側スイッチでは接続情報を確認することが出来ません。 標準スイッチでも CDP 情報を送受信出来るようにする方法をメモしておきます。 今回は vSphere 6.7 Update1 環境でテストしました。
vSwitch の一覧表示¶
vSwitch を一覧表示するには esxcfg-vswitch -l
を実行します。
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標準スイッチの CDP 設定状態確認¶
標準スイッチにおける CDP 設定は esxcfg-vswitch [SWITCH] -b
で確認出来ます。 または esxcli network vswitch standard list
で確認することも出来ます。
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設定値の意味は以下の通りです。
設定 | 意味 |
---|---|
listen |
受信のみ |
advertise |
送信のみ |
both |
送受信両方 |
標準スイッチに CDP 設定を行う¶
標準スイッチへ CDP 設定を行うには esxcfg-vswitch [SWITCH] -B [MODE]
を実行します。 以下は vSwitch0
で CDP 送受信両方実行出来るように設定しています。
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CDP 隣接情報を確認する¶
CDP で取得した隣接情報は vim-cmd hostsvc/net/query_networkhint
で確認することが出来ます。