CML で TinyCore や Alpine 等の Linux を使う
Cisco CML では Linux を使った検証を行いたい場合、TinyCore や Alpine を利用することが出来ます。
Add Nodes から Server を選択すると TinyCore が利用出来ます。 Alpine はそのまま、Alpine を使います。

初期ユーザ名・パスワード¶
TinyCore と Alpine のいずれも初期ユーザ名・パスワードともに cisco でログイン可能であり、外部と接続すれば SSH することも可能です。
| 対象 | ユーザ名 | パスワード |
|---|---|---|
| TinyCore | cisco |
cisco |
| Alpine | cisco |
cisco |
どちらもフットプリントが軽いのですが、個人的には TinyCore の方がやや慣れを必要とするように感じており、普段は Alpine を利用しています。
Alpine でのパッケージ管理¶
Alpine ではパッケージ管理に apk を使います。 代表的なコマンドは以下です。
| 内容 | コマンド |
|---|---|
| インストール済みパッケージの一覧を表示する | apk info |
| インストール可能なパッケージを更新する | apk update |
| パッケージを検索する | apk search [PACKAGE] |
| パッケージをインストールする | apk add [PACKAGE] |
| パッケージをアップデートする | apk --update add [PACKAGE] |
| パッケージをアンインストールする | apk del [PACKAGE] |
| キャッシュを削除する | rm -rf /var/cache/apk |