ACI でオブジェクト数の上限を設定する

Cisco ACI では Quota 設定を行うことにより、「特定のオブジェクトの作成上限数を制限する」ことが可能です。

例えば、Tenant1 の VRF 数の上限を「3」に設定するには下記のように設定します。

file

この状態で VRF を 3 以上、設定しようとするとエラーになり、設定することが出来ません。

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2
3
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5
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7
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9
apic(config)# tenant Tenant1
apic(config-tenant)# vrf context Vrf1
apic(config-tenant-vrf)# exit
apic(config-tenant)# vrf context Vrf2
apic(config-tenant-vrf)# exit
apic(config-tenant)# vrf context Vrf3
apic(config-tenant-vrf)# exit
apic(config-tenant)# vrf context Vrf4
Error: Quota Exceed report:  Quota for class: fvCtx under: uni/tn-Tenant1 exceeded the maximum

(Fila Transaction Action では無く) Raise Fault Action にすると上限数を超えても設定自体は出来、効果も発揮するのですが、Fault が発生します。

上記のスクリーンショットでは「Tenant1 だけ、VRF 数の上限数を 3 に制限」していますが、「全テナンスの制限数を設定する」場合は DN に具体的な Tenant 名を含めずに uni だけを設定します。