Cisco ACI に ELAM Assistant をインストールする
ELAM Assistant は Cisco ACI に無償で追加インストール出来、ACI で「どのようにパケット転送が行われているか?」を確認する上で非常に有益なツールです。 今回は ACI のバージョン 5.x 系へ ELAM Assistant をインストールし、利用開始するまでの手順をメモしておきます。
Step.1¶
ELAM Assistant へアクセスし、右上にある Download
をクリックします。
Step.2¶
ライセンス条項が表示されます。 内容に問題が無ければ Agree and download
をクリックして ELAM Assistant のバイナリをダウンロードします。
Step.3¶
Apps
タブを選択し Upload
アイコンをクリックします。
Step.4¶
Browse
をクリックして予めダウンロードしておいた ELAM Assistant のバイナリ (現時点では cisco-elamassistant-0.4.aci
でした) を選択し、Submit
をクリックします。
アップロードが開始されます。
アップyロードが完了するとインストールが開始されます。
インストールが完了するまで、しばらく待ちます。
Step.5¶
インストールが完了したら Enable
をクリックして ELAM Assistant を有効化します。
Step.6¶
Security Domain
などの設定が表示されます。 Enable
をクリックして次へ進みます。
ELAM Assistant が有効化されるまで、しばらく待ちます。
Step.7¶
ELAM Assistant が有効化されました。 Open
をクリックして次へ進みます。
Step.8¶
まず最初に Switch へログインする為のユーザ情報 (ユーザ名とパスワード) を入力し、Submit
をクリックします。
Step.9¶
「Ready」という状態になりますので、左側のナビゲーションメニューから Capture
をクリックして次へ進みます。
Step.10¶
トラフィック分析の対象とするルールを定義していきます。 Quick Add
をクリックして次へ進みます。
Step.11¶
今回は Traget Nodes
だけ、設定しました。 Traget Nodes
を指定したら Add Parameters
をクリックして次へ進みます。
Step.12¶
ひとつ前のステップで定義した Target Nodes
に対して Direction
や Source I/F
といったパラメータを追加します。 パラメータの追加が完了したら Set ELAM(s)
をクリックして ELAM による分析を開始します。
ELAM が開始されるまで、しばらく待ちます。
Step.13¶
「Set」と表示されたら ELAM による分析が開始されました。 分析したい対象トラフィックが ACI を通過した後、Check Trigger
をクリックして ELAM を停止します。
ELAM が停止されるまで、しばらく待ちます。
Step.14¶
ELAM が停止されたら Report Ready
をクリックしてレポートを表示します。
補足¶
Apps に ELAM Assistant を追加すると System
→ Controllers
→ Controllers
→ APIC
→ Containers
を選択することで ELAM Assistant がコンテナとして実行されていることを確認することが出来ます。