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macOS 11.0.1 Big Sur の初期セットアップをする

macOS 11.0.1 Big Sur の、自分なりの初期セットアップ手順をメモしておきます。

TotalSpaces2

まず最初に TotalSpaces2 をインストールします。 SIP (System Integrity Protection) に関する警告が表示された場合は How to install TotalSpaces2 も参考にします。

一般

ログイン時に TotalSpaces2 が自動起動するように設定しておきます。

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レイアウト

レイアウトは「横に 4 画面」程度が好みです。 Ctrl + 数字 のショートカットで画面を切り替えるのですが、6 以上だと「Ctrl + 6」のように左手だけで押しづらい為、左手だけで押しやすい範囲 = 4 画面にしています。

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循環

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トランジション

トランジションを無効化し、画面の切替時にアニメーションしないようにします。 この機能だけでも TotalSpaces2 の価値があると思っています。

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キー操作

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ホットコーナー

以前は「左下と右下の両方に Overview グリッドを表示」としていました。 しかし、ウインドウサイズを微調整する際に癖で「ウインドウの右下を掴みに行く」際、意図せず Overview グリッドを表示してしまうことがあった為、「左下のみ」にしています。 TotalSpaces2 の設定ではありませんが、これと合わせて Dock は (画面下側では無く) 左側に表示するように変更します。

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Apps

Apps を指定することで「特定のアプリケーションを特定画面で起動させる」ことが出来ます。 私は利用していませんが、利用しても便利かも知れません。

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開発者モードの有効化

デフォルトのままでは TotalSpaces2 が起動する度に、以下のように「Developer Tools Access が別のプロセスを制御しようとしています。」というウインドウが表示されてしまいます。 一度認証しても、OS を再起動するごとに表示されてしまい、面倒です。

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これは macOS を開発者モードにすることで表示を抑制出来ます。

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DevToolsSecurity -enable

実行例は以下の通りです。

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% DevToolsSecurity -enable
Developer mode is now enabled.

Finder

一般

新規 Finder ウインドウで次を表示 にはホームフォルダを指定します。

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タグ

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サイドバー

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詳細

すべてのファイル名拡張子を表示 をチェックしておきます。

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デスクトップとスクリーンセーバ

必要であれば TotalSpace2 の画面ごとに背景を設定しておきます。 好みですが、私の場合は全画面にソリットアクアブルー (R:77, G:123, B:187) を設定します。

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バッテリー

電源アダプタ

電源アダプタ利用時はコンピュータがスリープしないよう、ディスプレイがオフのときにコンピュータを自動でスリープさせない のチェックを外します。

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Dock とメニューバー

Dock は画面左側に表示します。 アニメーション系は出来るだけ無効化しておきます。 また、アプリケーションは基本的に (Dock からでは無く) Alfred から起動する為、Dock に残すアプリケーションは必要最小限にします。

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Mission Control

最新の使用状況に基づいて操作スペースを自動的に並べ替えるディスプレイごとに個別の操作スペース は無効化しておきます。 また、画面の切り替えは TotalSpaces2 を使いますので Mission Control のショートカットは無効化しておきます。

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Keyboard

TotalCpaces2 で定義した画面へ切り替えるショートカットキーを定義しておきます。

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Homebrew

homebrew をインストールします。

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/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"

cask で必要なアプリケーションをインストールしておきます。 幾つかのアプリケーションはインストール時に管理者パスワードが必要になる為、「コマンドを実行して放置」したつもりがパスワード入力待ち状態になっていた… ことが無いよう、要注意です。 mas は以降の手順で Mac App Store (この略で mas?) からアプリケーションを追加するのに必要ですので、インストールしておきます。

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brew cask install \
  alfred \
  fping \
  google-chrome \
  google-japanese-ime \
  iterm2 \
  mas \
  nmap \
  postman \
  skitch \
  visual-studio-code
  vlc \
  webex-meetings \
  webex-teams \
  wireshark

App Store

CLI から作業する前に GUI から App Store を起動し、App Store にログインしておきます。 mas コマンドを使うことで CLI から App Store アプリケーションをインストールすることが出来ます。 好みに応じて下記などをインストールします。 インストール済みアプリケーションの ID は mas list で確認することが出来ます。

Application ID
Final Cut Pro 424389933
Kindle 405399194
LINE 539883307
Motion 434290957
Type2Phone 472717129
WiFi Explorer 494803304
WiFi Signal 525912054
Xcode 497799835

例えば以下のように実行します。

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mas install \
  424389933 \
  405399194 \
  539883307 \
  434290957 \
  472717129 \
  494803304

Alfred

Launch Alfred at login にチェックを入れ、OS 起動時に Alfred も起動するようにしておきます。 好みではありますが、Alfred の起動ショートカットを Ctrl + Q に設定します。

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Ricty フォントをインストールする

Homebrew で Ricty フォントをインストールしておきます。

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brew tap homebrew/cask-fonts
brew cask install font-ricty-diminished

iTerm2

Profiles → Text

Ricty フォントに変更しておきます。

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Profiles → Terminal

スクロールバッファを Unlimited scrollback にチェックを入れておきます。

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Keys

「タブの移動」及び「単語単位でのカーソル移動」にショートカットを定義しておきます。

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