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CML2 へ TRex 2.82 をインストールする

CML 2.2.3 では新たな Reference Platform が提供されておらず、refplat-20210511-fcs.iso が最新です。 この Reference Platform イメージには TRex 2.88 が同梱されています。 ですが、TRex 2.88 は管理 GUI である trex-stateless-gui の最新である v4.5.6 には対応していません。 CLI からのみ TRex 2.88 を利用する分には問題ありませんが、TRex Stateless GUI を利用するのであれば CML2 側の TRex を 2.82 へバージョンダウンします。

TRex 2.82 のインストール

CML2 には現時点で最新の Reference Platform は 2021011 版です。 ですが上述の通り、最新版に含まれる TRex は最新の TRex Stateless GUI と互換性がありませんので、一つ前のリリースである 20201110 版から TRex 2.82 を CML2 へコピーします。

  • refplat-20201110-fcs.iso (TRex 2.82)
  • refplat-20210511-fcs.iso (TRex 2.88)

一つ前の refplat-20201110-fcs.iso をダウンロードしマウントします。

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mount ./refplat-20201110-fcs.iso /media/

TRex 2.82 は /media/virl-base-images/alpine-3-12-trex282/alpine-3-12-trex282.qcow2 にありますので、これを CML2 へコピーし、イメージを登録します。 この手順は CML2 へ CLI からイメージをアップロードする を参考にします。

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sudo mv ~/*.qcow2 /var/local/virl2/dropfolder/
sudo semanage fcontext -a -t virt_content_t "/var/local/virl2/dropfolder/*"
sudo restorecon -vvRF /var/local/virl2/dropfolder

イメージのアップロードが完了したら CML2 上の IMAGE DEFINITION から TRex 2.82 を以下のパラメータで登録します。

項目
ID alpine-3-12-trex282
Label TRex 2.82
Description TRex 2.82 (based on Alpine 3.12)
Disk Image alpine-3-12-trex282.qcow2
Node Definition trex

実際の設定画面は以下の通りです。

file

ラボへ TRex を配置する

TRex は 3 つのインターフェイスを持っていますが、各々以下の意味を持ちます (eth0 だけ、特殊な意味を持ちます)。

インターフェイス 用途
eth0 管理用
eth1 テスト用
eth2 テスト用

その為、外部 (External Connector など) から接続させるインターフェイスは以下図のように eth0 とします。

file