CML2 の管理画面からインターフェイスを LinkDown/Up させる
Cisco CML の管理用 Web UI 上から、ノードのインターフェイスを LinkDown/Up させることが出来ます。 ただ、操作方法が若干、分かりづらい?ように思いますので、操作手順をメモしておきます。
Step.1¶
CML の Web UI から LinkDown/Up させたいインターフェイスが所属しているリンク自体をクリックして選択状態にします。
Step.2¶
選択したリンクに接続されている両端のインターフェイスが表示されます。 「LinkDown/Up させたいインターフェイス」をクリックして選択状態にします。 後述しますが、同時に両端のインターフェイスを選択することは出来ない ようです。
Step.3¶
意図したリンクが選択されていることを確認します。 問題無ければ SIMULATE
をクリックします。
Step.4¶
実施したい操作内容に応じて、以下を実行します。
- インターフェイスを LinkDown させる場合は
STOP
をクリックする - インターフェイスを LinkUp させる場合は
START
をクリックする
これでノード上でもインターフェイスの LinkDown/Up を検知することが出来ます。
注意点¶
この機能には幾つか注意点があります。
リンク自体の STOP/START は LinkDown/Up を伴わない¶
今回の手順では「インターフェイスに対して STOP
/ START
を実行する」という手順です。 リンク自体にも STOP
/ START
ボタンがあるのですが、この「リンク側のボタン」はノードで LinkDown / LinkUp を検知することが出来ません。 例えば「リンク自体を STOP
」すると該当リンクでのパケット転送が停止し、通信は出来なくなります。 ですが上述の通り、ノード側で LinkDown を検知するわけでは無い点には注意が必要です。
片側のインターフェイスを LinkDown させても、対向側は LinkUp したまま¶
ノード間を接続している片側のインターフェイスを LinkDown させても、接続先ノードのインターフェイスは LinkUp したまま です。 その為、「両端を LinkDown させたい」場合は同じ操作を繰り返し、両端インターフェイスを別々に LinkDown させる必要があります。
LinkDown 済みインターフェイスを STOP するとエラーになる (逆も同じ)¶
既に LinkDown 済みのインターフェイスに対して STOP
を実行するとエラーになります。 LinkUp & `STAET& も同様です。 エラーになっても副作用は無いと思われますが、CML の Web UI からでは「該当インターフェイスが LinkDown しているのか? LinkUp しているのか?」が分からないようなので注意が必要です。