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apt / yum / dnf で Proxy を利用する

Linux はディストリビューションによってパッケージ管理用のコマンドが apt、yum、dnf と異なります。 各々の場合で Proxy を利用する場合の設定ファイルは異なります。

Ubuntu

Ubuntu 20.04LTS の場合、デフォルトで /etc/apt/apt.conf.d 配下は以下のようになっていました。

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# ls /etc/apt/apt.conf.d
01autoremove          20apt-esm-hook.conf  50command-not-found
01autoremove-kernels  20archive            50unattended-upgrades
01-vendor-ubuntu      20auto-upgrades      70debconf
10periodic            20packagekit         99update-notifier
15update-stamp        20snapd.conf

apt で Proxy を利用する場合、このディレクトリに適当なファイル名で下記内容を新規ファイルとして作成します。 今回は 30proxy.conf というファイル名にしました。

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cat << 'EOF' > /etc/apt/apt.conf.d/30proxy.conf
Acquire::http::proxy "http://ADDRESS:PORT";
Acquire::https::proxy "http://ADDRESS:PORT";
EOF

yum (RHEL/CentOS 7.x まで)

/etc/yum.conf[main] セクションに下記を追記します。

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proxy=http://ADDRESS:PORT

dnf (RHEL/CentOS 8.x 以降)

/etc/dnf/dnf.conf[main] セクションに下記を追記します。

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proxy=http://ADDRESS:PORT