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VM の Ubuntu でコンソールからインストーラへ接続する

VMware 上で Ubuntu をインストールする際、コンソールからインストーラへアクセスする手順をメモしておきます。 Ubuntu は 22.04 beta を利用しました。

Step.1

以前に書いた VMware ESXi 上の CentOS / Ubuntu でコンソールを有効化するには というメモの手順に従い、ESXi の Firewall 設定を変更しておきます。

Step.2

Ubuntu 仮想マシンを作成します。 今回は 22.04 beta を利用しました。 releases.ubuntu.com からダウンロードしようとするとエラーになってしまった為、IIJ からダウンロードしました。

  • https://releases.ubuntu.com/22.04/ubuntu-22.04-beta-live-server-amd64.iso
  • http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/ubuntu/releases/22.04/ubuntu-22.04-beta-live-server-amd64.iso

作成した仮想マシンにはシリアルコンソールを追加しておきます。

Step.3

仮想マシンを電源オンし、一旦 Web コンソールなりで接続しておきます。 すると以下の画面が表示されます。 ここで e を押します。

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Step.4

以下のように起動パラメータが表示されます。

file

下記画像赤線部分に記載されているように boot=casper quiet console=ttyS0,115200n8 を追記します (改行部分では自動的に \ が追加されます)。 追記が完了したら Ctrl + x を押して次へ進みます。

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Step.5

これでインストールが開始されます。 以下のように表示されたら Continue in rich mode を選択することで通常と同様、Rich Mode のインストーラが開始されます。

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  Serial                                                              [ Help ]
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  As the installer is running on a serial console, it has started in basic
  mode, using only the ASCII character set and black and white colours.

  If you are connecting from a terminal emulator such as gnome-terminal that
  supports unicode and rich colours you can switch to "rich mode" which uses
  unicode, colours and supports many languages.

  You can also connect to the installer over the network via SSH, which will
  allow use of rich mode.







                          [ Continue in rich mode  > ]
                          [ Continue in basic mode > ]
                          [ View SSH instructions    ]

参考