Cisco ASA での基本的な NAT 設定例
Cisco ASA における基本的な NAT 設定をメモしておきます。
構成¶
検証構成は以下の通りです。
LAN → WAN への NAT¶
インターフェイスで Source NAT し、LAN 側から WAN 側 (インターネット) へ通信する場合の設定例は以下の通りです。 下記では LAN 内のアドレスが 192.168.1.0/24
しかありませんが、複数アドレスが存在する場合も設定しやすいように object-group
を設定しています。
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送信元 NAT される際、パケットは以下のように書き換えられます。
WAN → LAN への NAT¶
インターネット側からのアクセスを outside 側で受け、NAT して LAN 側のサーバへ転送する設定例は以下の通りです。 下記では DNS (53/UDP) サーバをインターネット向けに公開する設定例です。
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outside 側で宛先 NAT される際、パケットは以下のように書き換えられます。