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64bit Linux 環境へ direnv 2.31.0 をインストールし Python の venv を自動切り替えする

以前に Python の venv 環境を direnv で自動的に有効/無効化する というメモを書きました。 direnv の最新リリースとなる バージョン 2.31.0 がリリースされていましたので、改めて linux-amd64 環境向けのインストール手順をメモし直しておきます。 direnv のバージョンが少し上がっていること以外は、以前のメモ とほぼ同じ内容です。

初回のみ、必要な作業

初回のみ、下記の作業が必要です。

  1. direnv のインストール
  2. シェルへの Hook 設定

direnv のインストール

GitHub から /usr/local/bin 配下へインストールします。

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curl -L https://github.com/direnv/direnv/releases/download/v2.31.0/direnv.linux-amd64 -o /usr/local/bin/direnv && \
chmod 755 /usr/local/bin/direnv

シェルへの Hook 設定

bash を利用している場合、以下のように ~/.bashrc へ Hook 設定をしておきます。

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cat << 'EOF' >> ~/.bashrc
export EDITOR=vim
eval "$(direnv hook bash)"
EOF

Python venv 環境毎に必要な設定

venv 用のディレクトリを作成します。

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mkdir hello-world
cd hello-world

direnv を有効化します。

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python3 -m venv .venv &&
echo 'source .venv/bin/activate' > .envrc &&
direnv allow &&
python3 -m pip install --upgrade pip