ACI で Fault を ignore して検知しなくする
ACI で検知された Fault を非表示にするには以下の方法があります。
方法 | 同じ ID の Fault が再発した場合 |
---|---|
Fault を acknowledge する | 検知する |
Fault を ignore する | 検知しない |
後者の「ignore する」方法は「squelch する」とも表現されます。 ignore 設定を行うには以下の手順で設定します。
Step.1¶
System
→ Faults
へアクセスし、ignore したい Fault を右クリックし、Ignore Fault
を選択します。
Step.2¶
設定前の警告が表示されます。 Ignore Fault
をクリックすると ignore 設定が行われ、同一の ID を持つ Fault が再発しても検出しなくなります。 尚、この警告画面で Affected Monitoring Policy
として表示されている箇所を確認すると「現在、どの ID を ignore しているか?」を確認したり、設定を解除することが出来ます。
Step.3¶
今回の ignore 設定は Fablic
→ Fabric Policies
→ Policies
→ Monitoring
→ Common Policy
→ Fault Severity Assignment Policies
から確認出来ます。 もし ignore 設定を解除したい場合はここから対象 ID を delete
します。
CLI では ignore 設定を確認出来ない?¶
APIC の CLI で Fault に関するものは show faults 〜
で確認出来ます。 但し、ignore に関する設定は表示されないようです。
XML で設定する場合¶
XML で設定する場合、以下の内容を POST します。 下記は F0532 を ignore する設定例です。
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