Terraform で ThousandEyes を設定する

ThousandEyes 用の Terraform Provider は thousandeyes で公開されています。 他にも ThousandEyes 公式ブログの記事 Announcing the ThousandEyes Terraform Provider でも言及されています。 今回は Terraform で ThousandEyes を設定する具体的な手順をメモしておきます。

OAuth Bearer Token を取得する

Users and Roles から OAuth Bearer Token を取得しておきます。 下記のスクリーンショットでは Token を取得済みになっていますが、未取得であれば Token が生成出来ますので、生成した Token をメモしておきます。 もし生成済み Token の値を忘れてしまった場合は該当の Token を Revoke し、再生成します。

Terraform 用の .tf ファイルを用意する

.tf ファイル例は以下の通りです。 今回は CloudAgent による Test Setting を追加しています。 Token ( 下記では token = "12345678-1234-1234-1234-123456789012" ) の部分は事前に取得した OAuth Bearer Token を入力します。

terraform {
  required_providers {
    thousandeyes = {
      source  = "thousandeyes/thousandeyes"
      version = "1.0.0-beta.4"
    }
  }
}
provider "thousandeyes" {
  token = "12345678-1234-1234-1234-123456789012"
}
data "thousandeyes_agent" "arg_cordoba" {
  agent_name = "Cordoba, Argentina"
}

resource "thousandeyes_http_server" "www_thousandeyes_http_test" {
  test_name      = "Example HTTP test set from Terraform provider"
  interval       = 120
  alerts_enabled = false

  url = "https://www.thousandeyes.com"

  agents {
    agent_id = data.thousandeyes_agent.arg_cordoba.agent_id
  }
}

実際に設定された Test Setting

Cloud & Enterprise Agent → Test Settings から、実際に設定された内容を表示すると、以下のようになっていました。