Skip to content

vSphere 上に Cisco SSM On-Prem 8-202206 をインストールする

Cisco Smart Software ManagerRelease 8-202206 を vSphere 上にインストールする手順をメモしておきます。

デフォルトのログイン情報

詳細は後述しますが、デフォルトのログイン情報は以下です。 パスワードはインストール途中で任意のものへ変更することも可能です。

項目
ユーザ名 admin
パスワード CiscoAdmin!2345

Step.1

OVA 形式では配布されていない為、新規に仮想マシンを作成し、Cisco のダウンロードページからダウンロードした ISO イメージで起動してインストールしていきます。 Smart Software Manager オンプレミス インストールガイド バージョン 8 リリース 202006 によると必要スペックは以下だそうです。

  小規模 中規模 大規模 最大
製品 4,000 50,000 100,000 300,000
ハードディスク 200GB 200GB 200GB 200GB
メモリ 8GB 8GB 16GB 16GB
vCPU 2vCPU 4vCPU 6vCPU 8vCPU

また「仮想マシンベースの導入要件」には下記の記載がありますので OS タイプは「CentOS7」に設定しておきます。

SSM オンプレミスでは、次のバージョンの VMware vSphere Web クライアントがサポートされています。

• VMware vSphere Web クライアント5.5 ~ 6.5

導入用の仮想マシンを作成する場合は、OS タイプが「Linux」に設定され、ゲスト OS が「CentOS 764 ビット」または「その他の Linux 64 ビット」のいずれかに設定されていることを確認します。

Step.2

ISO イメージから起動したら、最初に表示されるメニューで Install Cisco SSM On-Prem を選択して次へ進みます。

file

Step.3

画面上部に Press the Enter key to begin the installation process. と表示されるのですが、実際には何も押さず、放っておくだけでインストーラがどんどん進みます。

file

Step.4

設定画面が表示されます。

file

基本的には画面左下にあるネットワーク関連パラメータ (Address, Netmask, Gateway, DNS) が入力されていれば十分です。 ここまで入力出来たらOK をクリックして次へ進みます。

file

Step.5

パスワードの入力を要求されます。 予めテキストフィールドに文字が入力されていますが、これは CiscoAdmin!2345 と入力されており、これがデフォルトのパスワードです。 このパスワード以外にカスタマイズしたい場合は任意の値を入力します。

file

尚、前述のインストールガイドにはパスワード要件として下記の記載があります。

セキュリティ上の理由により、新しい管理用ローカルアカウントを作成すると、すぐに管理者パスワードを変更するか、そのアカウントを無効にするように求められます。パスワードは大文字と小文字、数字、特殊文字を混合した 15 文字以上のパスワード(例えば MyOnpremPassword123!)でなければなりません。

これを満たさない場合、例えば以下のようなエラーが表示されて設定を進めることが出来ません。

file

Step.6

ここまで入力が完了すると、しばらく自動的にインストーラが進行します。 利用環境のスペック次第ではありますが、それなりの時間がかかるのでインストールが完了するまで放置します。

file

Step.7

しばらくしてコンソールへ以下のようにログインプロンプトが表示されればインストール完了です。

file

Step.8

Web ブラウザから https://ADDRESS:8443 へアクセスすると以下のようなログインフォームが表示されますので、ユーザ名は admin、パスワードはデフォルトのもの (CiscoAdmin!2345) またはインストール中に指定した任意のものを指定し、ログインします。

file

参考