macOS / Chrome / iTerm2 で CML の Breakout Tool からコンソール接続する

Cisco CML でコンソール接続を簡易したい場合は Breakout Tool が便利です。 私は普段、CML を以下の環境で利用することが多くあります。

  • macOS
  • Chrome
  • iTerm2

ですが、いつの間にか「Breakout Tool からノードのシリアルポート情報をクリックして iTerm2 でコンソール接続する」という動作が出来なくなり、非常に困っていました。 この事象ですが、「Breakout Tool の待受アドレスを IPv6 から IPv4 へ変更する」ことで解消出来たので設定方法をメモしておきます。

Breakout Tool の自体の設定ファイルは macOS の場合、~/config.yaml に保存されます。 設定例は以下の通りです。

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console_start_port: 9000
controller: https://10.0.0.100
extra_lf: false
lab_config_name: labs.yaml
listen_address: '[::1]'
password: password
populate_all: true
ui_server_port: 8080
username: admin
verify_tls: false
vnc_start_port: 5900

このうち、listen_address127.0.0.1 へ変更して Breakout Tool を起動しなおすことにより、下記のような「ノードのコンソールポート」をクリックするだけで iTerm2 が起動し、コンソール接続出来るようになりました。

file