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Linux の SNMP ユーティリティでプライベート MIB を利用する

前回、Ubuntu 22.04.1LTS へ snmp ユーティリティをインストールする というメモを書きました。 今回はプライベート MIB を利用する手順をメモしておきます。

プライベート MIB 用ディレクトリの作成

プライベート MIB は管理しやすいように、今回は標準 MIB と別ディレクトリに保存する方針とします。 今回は /usr/share/snmp/private-mibs というディレクトリを新規作成しました。

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mkdir -p /usr/share/snmp/private-mibs

設定ファイルの修正

作成したディレクトリが MIB の検索パスに含まれるよう、/etc/snmp/snmp.conf を以下にように修正します。

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mibdirs /usr/share/snmp/mibs:/usr/share/snmp/mibs/iana:/usr/share/snmp/mibs/ietf:/usr/share/snmp/private-mibs/
mibs all

プライベート MIB の保存

あとはプライベート MIB を /usr/share/snmp/private-mibs に保存すれば OK です。 Cisco 製品の場合、下記のサイトなどで必要な MIB を探します。