macOS で絵文字パレットの表示を無効化する
macOS の標準では「絵文字パレットを表示する」ショートカットは Cmd+Ctrl+Space に割り当たっています。
このショートカットを押すことで以下のような絵文字パレットが表示されます。
ただ、私の場合はほぼ絵文字を利用しない為、「稀に、誤操作で絵文字パレットが表示されてしまう」ことが煩わしく感じる場合があります。 そこで今回は絵文字パレットを表示を無効化してしまいます。
検証環境¶
対象 | バージョン |
---|---|
macOS | 14.2.1 |
Show Emoji & Symbols
の無効化¶
System Settings
→ Keyboard
から赤枠部分の設定が標準では Show Emoji & Symbols
になっています。 この状態だと Keychron K8 の場合、キーボード右下にある Fn を押すことで絵文字パレットが表示されます。 これを Do Nothing
へ変更することで Fn を押しても絵文字パレットが表示されなくなります。
但し、上述の設定を行っても Cmd+Ctrl+Space を押すと絵文字パレットが表示されてしまいます。
デフォルトのショートカットキーを上書きする¶
デフォルトのショートカットは上書きすることで実質、無効化することが出来ます。 System Settings
→ Keyboard
→ Keyboard Shortcuts
→ App Shortcuts
→ +
をクリックします。
All Applications
に対して新規に下記のショートカットを定義します。 ショートカットキーの組み合わせは「こんなの、絶対押さないだろう」(適当) というものを指定してみました。
項目 | 値 |
---|---|
Menu title | Emoji & Symbols |
Keyboard shortcut | Shift+Ctrl+Cmd+9 |
定義されました。
これでアプリケーションの Edit
メニューにある Emoji & Symbols
メニューのショートカットキーが上書きされました。
この状態で絵文字パレットを表示したい場合は (ショートカットでは無く) 各アプリケーションの Edit
→ Emoji & Symbols
をマウスでクリックします。