Cisco PSIRT OpenVuln API
Cisco は利用可能な API を Cisco Support APIs で公開しています。 その中でも Cisco PSIRT openVuln API を使うと Cisco 製品に関する脆弱性情報を取得することが出来ます。
更に、この API の利用を簡易化する為に openVulnQuery が公開されています。 今回のこの使い方をメモしておきます。
検証環境¶
対象 | バージョン |
---|---|
macOS | 14.2.1 |
Python | 3.12.2 |
API キーを発行する¶
Cisco PSIRT openVuln API を含む Cisco Support APIs を利用するには、まず初めに Cisco API Console から API キーを発行する必要があります。
Step.1¶
Cisco API Console へアクセスします。 既に Cisco アカウントがあれば Sign In
を、無ければ Register
から進みます。
Step.2¶
My Apps & Keys
をクリックします。
Step.3¶
Register a New App
をクリックします。
Step.4¶
Register an Appliation
画面が表示されるので、利用したい API などの必要情報を指定します。 今回は以下を設定します。
項目 | 設定値 | 備考 |
---|---|---|
Application Details |
任意の名前 | 機能には影響しない。 後から変更も可能 |
Application Type |
Service |
|
Grant Type |
Client Credentials |
|
Select APIs |
Cisco PSIRT openVuln API |
最後に I agree to the terms of service
にチェックを入れて Register
をクリックします。
Step.5¶
API キーが発行されました。 My Keys & Apps
をクリックします。
Step.6¶
発行された API キーから KEY
と CLIENT SECRET
の値を控えておきます。
サンプルプログラム¶
事前に OpenVlunQuery をインストールしておきます。
1 |
|
ソースコード¶
サンプルプログラムのソースコードは以下の通りです。 client_id
と client_secret
は事前に発行した値を入力します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 |
|
実行結果¶
実行例は以下の通りです。
1 2 3 4 5 6 |
|