macOS に uv を入れて Python のパッケージ管理を行う

先日、Ubuntu 22.04.4LTS に uv を入れて Python のパッケージを管理するというメモを書きました。 macOS へ uv をインストールするには複数の手段があります。今回は Homebrew でインストールする手順をメモしておきます。

検証環境¶

インストールするには以下を実行するだけです。

brew install uv

uv と direnv を使って Python の仮想環境を作成するスクリプトは、例えば以下です。これを /usr/local/bin/vnev などのように保存します。保存するディレクトリによっては適切な権限が必要になります。

#!/bin/sh

uv venv
echo 'source .venv/bin/activate' > .envrc
direnv allow

よく使うコマンドには以下があります。

コマンド	意味
`uv venv`	`.venv` という名前の仮想環境を作成する
`uv venv ENV`	`ENV` という名前の仮想環境を作成する
`uv pip install PACKAGE`	パッケージのインストールする
`uv pip install -r requirements.txt`	`requirements.txt` の内容をインストールする
`uv pip list`	インストール済みパッケージの一覧を表示する
`uv pip freeze > requirements.txt`	インストール済みパッケージから `requirements.txt` を作成する