CML でノードライセンスを超過した場合のエラー
以前に CML でノードライセンスを消費するノード・消費しないノード というメモを書きました。 CML は「同時に起動出来るノード数」は「インストールされているノードライセンス数」で決定されます。 これはあくまで「同時起動数」であり、起動しなければ無制限にノードを配置出来ます。 ライセンスがインストールされていない場合の挙動はバージョンによって異なります。
バージョン | ライセンス未インストール時の挙動 |
---|---|
2.8.0 未満 | ノードは 1 台も起動出来ない (サードパーティノードであっても起動出来ない) |
2.8.0 以降 | ノードは 5 台まで起動出来る (6 台以上起動するとエラーになる) |
ノードライセンスを超過した場合、Web UI では以下のようなエラーが表示されます。
今回は API アクセスしている場合のエラーをメモしておきます。 API アクセスには Python + virl2-client を用います。
検証環境¶
対象 | バージョン |
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macOS | 15.3 |
python | 3.12.7 |
Cisco CML | 2.8.0 |
virl2-client | 2.8.0 |
サンプルコード¶
6 台のノードを起動するサンプルコードです。
sample.py | |
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実行例¶
以下のエラーになりました。
% python sample.py
SSL Verification disabled
Client error - 5 of 5 node licenses are in use.