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macOS の iTerm2 で「単語単位の移動」のショートカットキーを設定する

シェル上で「単語単位の移動」を行うショートカットキーは Esc+FEsc+B です。 ですが、連続して移動する場合は都度、Esc を押し直す必要があり、不便です。 その為、iTerm2 で別のショートカットキーを割り当てます。

検証環境

対象 バージョン
macOS Sequoia 15.4.1
iTerm2 Build 3.5.14

ショートカットキーを設定する

iTerms2 の Settings を表示し、Keys タブの + マークをクリックします。

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ここで 2 つのショートカットキーを追加します。

Keyboard Shortcut Action Esc+
Ctrl+Right Send Escape Sequence f
Ctrl+Left Send Escape Sequence b

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ショートカットキーが追加されました。

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これで Ctrl+RightCtrl+Left をクリックすることで「単語単位の移動」が出来るようになりました。

ショートカットキーを変更する

Emacs には以下のキーバインドがあります。

Keyboard Shortcut Emacs Keybind
Ctrl+F Move cursor right one character
Ctrl+B Move cursor left one character

これを上書きしても構わなければ (もしくは、上書きした方が使いやすければ) 以下のショートカットキーを設定します。

Keyboard Shortcut Action Esc+
Ctrl+F Send Escape Sequence f
Ctrl+B Send Escape Sequence b