MkDocsがListenするアドレス・ポートを指定する
MkDocsでコンテンツを開発する際、mkdocs serve
を実行することでライブサーバを起動できます。このライブサーバはデフォルトで「localhost:8000
」をListenします。今回はMkDocsがListenするアドレス・ポートを変更する方法をメモしておきます。
コマンドラインからアドレスとポートを指定する¶
Command Line Interfaceに書かれていますが、オプションを指定することで明示的にアドレスとポートを指定することができます。
mkdocs serve --dev-addr localhost:8123
設定ファイルでアドレスとポートを指定する¶
設定ファイルでアドレスとポートを指定するには、mkdocs.ymlで以下のように指定します。
mkdocs.yml
dev_addr: "127.0.0.1:8001"
site_name: My Docs
これでmkdocs serve
を実行するだけで、指定したアドレスとポートでMkDocsが起動します。
% mkdocs serve
INFO - Building documentation...
INFO - Cleaning site directory
INFO - Documentation built in 0.03 seconds
INFO - [00:07:04] Watching paths for changes: 'docs', 'mkdocs.yml'
INFO - [00:07:04] Serving on http://127.0.0.1:8001/
注意点:「CLIのオプション」と「設定ファイルの項目名」は異なる¶
「CLIのオプション」と「設定ファイルの項目名」はよく似ているのですが、「単語間の記号」が以下のように異なります。間違って指定するとエラーになってしまう為、注意が必要です。
設定方法 | 設定 | 備考 |
---|---|---|
CLI | --dev-addr |
「dev」と「addr」の間は「ハイフン」 |
設定ファイル(mkdocs.yml) | dev_addr |
「dev」と「addr」の間は「アンダースコア」 |