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HomebrewでDify開発ツールをインストールすると古いバージョンがインストールされる

Difyでプラグインを開発する際にはDify Plugin Daemonを利用します。このツールの最新版は現時点で0.5.2でした。

このDify Plugin DaemonページではmacOS環境でHomebrewを使ってインストールする手順を紹介しています。ですが、Homebrewでインストールすると「0.4..1」という古いバージョンがインストールされてしまうようです。

検証環境

対象 バージョン
macOS Tahoe 26.2

Homebrewでは古いバージョンがインストールされる

Homebrewからのインストール手順として以下を実行するようにガイドされています。

brew tap langgenius/dify
brew install dify

インストールされたバージョンを確認すると「0.4.1」という、古いバージョンでした。

% dify version
v0.4.1

Homebrewからインストール可能なバージョン

Homebrewからインストール可能なバージョンは、homebrew-difyで用意されているようです。dify.rbでは以下のように定義されていました。ダウンロードURLが「0.4.1」と、古いままになっているようです。

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class Dify < Formula
  desc "CLI tool for Dify plugin development"
  homepage "https://github.com/langgenius/dify-plugin-daemon"
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  CHECKSUM_MAP = {
    "dify-plugin-darwin-amd64" => "30c0c3f4e7d7fb416c825d68ec1a084a3ac55f3bcd482d6a61817df64092bd6c",
    "dify-plugin-darwin-arm64" => "c370b2819249f2ea7a663ddaaa046ee52a56c725b98470d23410eef271627ebb",
    "dify-plugin-linux-amd64"  => "5d0e6684ad460c45e8e28b4a84b316c586c3a0fe2edbe1cd5b25a16d8494940b",
    "dify-plugin-linux-arm64"  => "f4c276b6d19cfa32a93576fc0063503d14b4b5871df16d4d50cbdba9d046ee34",
  }.freeze

  url "#{homepage}/releases/download/0.4.1/#{CLI_BIN_NAME}"
  version "0.4.1"
  sha256 get_sha256(CLI_BIN_NAME)

Homebrewからインストールしたバイナリをアンインストールする

brew tap langgenius/dify
brew uninstall dify

GitHubからバイナリをインストールする

GitHubから直接、バイナリをインストールします。バイナリをダウンロードしたら実行権限を付与します。

sudo curl -L https://github.com/langgenius/dify-plugin-daemon/releases/download/0.5.2/dify-plugin-darwin-arm64 -o /usr/local/bin/dify
sudo chmod +x /usr/local/bin/dify

バージョン0.5.2がインストールされました。

% dify version
v0.5.2

参考