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2010/11

macOS でフォルダ名をローカライズするには

Finder でユーザのホームフォルダを確認すると "デスクトップ" や "書類" といったディレクトリが見えますが、ターミナルから ls コマンドを実行すると "Desktop" や "Document" のように英語名でディレクトリが確認できます。しかし、新たに「Software」というディレクトリを作成しても、自動的に日本語化(ローカライズ)はされません。

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$ ls
Desktop     Documents   Downloads   Library     Movies
Music       Pictures    Public      Sites       Software

この「ディレクトリの日本語名と英語名の対比」は "/System/Library/CoreServices/SystemFolderLocalizations/Japanese.lproj/SystemFolderLocalizations.strings" というファイル中で以下のように定義されています。

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/* Folders in user homes
*/
"Desktop" = "デスクトップ";
"Documents" = "書類";
"Movies" = "ムービー";
"Music" = "ミュージック";
"Pictures" = "ピクチャ";
"Public" = "パブリック";
"Sites" = "サイト";
"Drop Box" = "ドロップボックス";
"Favorites" = "よく使う項目";
"Saved Searches" = "保存済みの検索条件";
"Mail Downloads" = "メールダウンロード";
"Downloads" = "ダウンロード";

この部分に以下のように記述を加えます。

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"Software" = "ソフトウェア";

続いて、該当ディレクトリ内に ".localized" という名前の空ファイルを作成します。

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touch ~/Software/.localized

最後に Finder を再起動すれば完了です。"option" キーを押しながら Dock 上の Finder を右クリックする等のアクションでコンテキストメニューを表示させ、"再度開く" を選択します。

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これで Finder を開けば、該当ディレクトリが日本語化されています。

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VisualStudio 2010 で emacs キーバインドを使うには

VisualStudio 2008 までは emacs キーバインドが利用出来たと思うのですが、VisualStudio 2010 からは利用出来なくなってしまいました。

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しかし、The Visual Studio Blog でリリースがアナウンスされた Emacs emulation をインストールすると、VisualStudio 2010 で emacs キーバインドが利用出来るようになります。

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ただし、残念ながら Express Edition でこのアドインを利用することは出来ません。