BIG-IP でトランザクションを使い、エラー時は「全て無かったこと」にする
BIG-IP は非常に優れた Web GUI を持つ製品です。しかし、同時に洗練されたシェル「tmsh」も備えています。例えば「設定量が少ない場合は Web GUI」「設定量が多い場合は tmsh」といった具合に使い分けると便利です。しかし、tmsh(CLI)とは言え、大量に設定を投入してエラーになった場合、「文字列が多すぎてエラー箇所が分かりづらい」「どこまで設定が入ったのか、分かりづらい」といった問題が出る場合もあります。こういった問題を避ける為、tmsh 上ではひとまとまりの設定を『トランザクション』として扱うことで「一箇所でもエラーになった場合は、投入したコンフィグの全てを無効化する」ということが出来ます。