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2020/05

IOSv / IOSvL2 の OVA ファイルを作って vSphere 上で使う夢を見た

Cisco ルータやファイアウォールを仮想環境で利用したい場合、CSR1000v (IOS-XE) や ASAv を使う、といった手段があります。 しかし、従来からある Cisco IOS を仮想環境で使う手段は無いように思います。 以前、onePK が合った頃は all-in-one-vm 内部で IOSv を使う… という手段はあったかも知れませんが、all-in-one-vm も現在は配信されていないと思われます。 全くニーズ無いと思いますが、「OVA ファイル版の IOSv や IOSvL2 があったら良いな」という夢を見たので、内容をメモしておきます。

VIRL 2 Client Library で CML を Python から操作する

VIRL 2 Client Library を使うと Python から CML を操作することが出来ます。 簡単な Python スクリプトを書いて CML 上にラボを作成する手順をメモしておきます。

Sphinx で作成された VIRL 2 Client Library のドキュメントは CML 上から参照出来ます。 CML にログインし、ToolsClient Library からドキュメントを参照することが出来ます。

file

vSphere 6.7 へ CML for Personal をインストールする

Cisco VIRL の後継ソフトは「VIRL 2.0」では無く CML ブランドに統一され、「CML for Personal」になりました。 インストール手順は Overview of CML 2.0 で説明されている通り、非常に簡単です。 基本的には OVA ファイルをデプロイし、ウィザードに従うだけ、従来の VIRL と異なり 1 vNIC からでも始められます。 躓くところは少ないかと思いますが、vSphere 6.7 上に CML for Personal をデプロイする手順をメモしておきます。

CentOS8 で管理用/検証用インターフェイスを Namespace で分離する

CentOS8 でネットワークインターフェイスが複数存在する場合、利用方法は幾つか考えられると思います。

  1. そのまま扱う (全インターフェイス同じルーティングテーブルに所属させる)
  2. インターフェイスごとに VLAN を分ける (8021q モジュールが必要)
  3. インターフェイスごとに VRF を分ける (カーネル 4.4 以上が必要)
  4. インターフェイスごとに Network Namespace を分ける (対応版カーネルと iproute2 パッケージが必要)

今回は 4 番目の Network Namespace を使った設定方法をメモしておきます。 尚、このメモは Network Namespaceを使ってLinuxのルーティングテーブルを分離させる を参考にさせて頂いている為、出来れば (このメモよりも) 元記事をご覧になることをお勧めします。

CentOS8 で諸々をアップデートするスクリプト

CentOS8 で諸々アップデートするのが面倒な為、自分の作業用スクリプトをメモしておきます。

以下を実行します。

  1. 古いカーネルを削除する
  2. パッケージをアップデートする
  3. pyenv 自身をアップデートする
  4. pip パッケージをインストールする
  5. pyenv でインストール可能な Python のバージョン一覧を表示する
  6. インストール済みの Python バージョンを表示する
  7. dnf キャッシュとコマンド実行履歴を削除する

具体的なスクリプトの内容は以下です。