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2024/04

検証用 Ubuntu22/24 を初期化するスクリプト

GitHub の init-linux に検証用 Linux の初期化用スクリプトを置いてあります。 vSphereCML に Ubuntu を作成した際の初期化処理はこのスクリプトで実行するようにしています。 特に CML 上の Ubuntu でれば cloud-init を使って初回起動時にこのスクリプトを自動実行するようにしています。 その分、多少初回起動は遅くなりますが、必要な設定・パッケージがインストール済み状態になるのは快適です。

従来は「asdf をインストールし、可能な限り asdf 経由で各種ツールをインストールする」ような作りにしていました。 ですが、特に Python の場合に「asdf 経由でインストールしたが故の問題」(例えば asdf 環境の Python に pip で追加したコマンドが使えない場合の対処) がある為、asdf をインストールするのは止めました。

検証環境では Ubuntu22 を利用することが多い為、Ubuntu24 用のスクリプトはあまりメンテナンスしていませんが、Ubuntu22 / Ubuntu24 各々のスクリプトを実行する方法は以下の通りです。

Ubuntu22

curl -Ls https://raw.githubusercontent.com/sig9org/init-linux/master/init-ubuntu22.sh | bash -s

Ubuntu24

curl -Ls https://raw.githubusercontent.com/sig9org/init-linux/master/init-ubuntu24.sh | bash -s

Ubuntu 22.04.4LTS に uv を入れて Python のパッケージを管理する

比較的新しい Python のパッケージ管理ツールに uv があります。 Rye Grows With UV には以下の記載があります。

Two weeks ago I asked the question again about What Rye should be. There has been one thing that I have not publicly shared before and that is that ever since Rye exists I have also been talking to Charlie Marsh about Python packaging and Python tooling. It turns out that we had some shared ideas of what an ideal Python tooling landscape would look like. That has lead to some very interesting back and forths. To make a potentially very long story short: Together with Astral's release of uv they will take stewardship of Rye. For the details read on.

今回は Ubuntu 24.04.4LTS に uv を入れる手順と基本的な使い方をメモしておきます。 尚、uv で作成した仮想環境へ切り替える際は direnv が便利です。 direnv は過去に以下のメモで触れています。

AWX を (k8s では無く) Docker で起動する

以前に以下のメモを書きました。

以前 AWX は Docker で起動することが出来たのですが、最新の AWX は k8s で起動する前提に仕様が変わっているようです。 しかし、開発環境の構築に限っては Docker Compose for Development の手順に従うことで Docker Compose から起動することが出来るようです。 今回はこの手順をメモしておきます。

Ubuntu 22.04.4LTS へ Nginx をインストールする

以前に Ubuntu 22.04LTS へ公式リポジトリから apt で Nginx をインストールする というメモを書きました。 改めて公式ドキュメントである Installing a Prebuilt Ubuntu Package from the Official NGINX Repository に従って Nginx をインストールする手順のうち、コマンドだけを羅列しておきます。 対話的に apt install 実行、y/n の入力を求められる部分は -y を追記しています。

CLI から ovftool で仮想版 Nexus Dashboard をデプロイする

仮想版のソフトウェア (OVA ファイル) を vSphere 上にデプロイするには Web UI を用いることが多いと思います。 Web UI ではパラメータを対話的に指定する必要がありますが、CLI であれば「予めパラメータは用意しておき、デプロイ時はコマンドを実行するだけ」と作業を簡素化することが出来ます。 今回は Cisco Nexus Dashboard を例に、vSphere 上に CLI からデプロイする方法をメモしておきます。

APIC の初期設定を JSON 流し込みで行う

ACI 6.0(2) Bootstrap procedure で言及されていますが、ACI 6.x 系からは初期セットアップ手順が変更されています。 一般的なセットアップ手順が「CLI で最低限の設定をしたら、以降は Web UI から設定」する流れになっていますが、これを簡略化し「JSON で初期設定を流し込む」ことも出来るようになっています。 今回はこの「JSON 流し込み」手順をメモしておきます。