AWS Organizations へ 既存の AWS アカウントを追加する
新規に AWS アカウントを作成すると、通常はスタンドアロンアカウントになります。 スタンドアロンアカウントはアカウント毎に「請求情報を管理する」「ユーザ権限を管理する」必要があります。 組織や企業で AWS を利用し、アカウント数が増えてくるとスタンドアロンアカウントでは集中管理出来ず、管理コストが大きくなります。
AWS Organizations を使うと「ひとつの管理アカウント」と「複数のメンバーアカウント」に分けて集中的に AWS アカウントを管理することが出来ます。 請求は全て「管理アカウント」に対して行われます。
また、スタンドアロンアカウントは新規作成時に「認証」「請求情報の入力」が必須になり、手間と時間がかかります。 対して AWS Organizations にメンバーアカウントを追加する際は請求情報などの入力は不要である為、非常に簡単です。 メンバーアカウントは「新規追加 (作成) する」ことも出来ますが、「既存のスタンドアロンアカウントを追加する」ことも可能です。 今回は「AWS Organizations へ既存のスタンドアロンアカウントを追加する」手順をメモしておきます。