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AWS

AWS CloudFront のオリジンに IP アドレスは指定出来ない

現時点で AWS CloudFront で実際のコンテンツを配信するオリジンには IP アドレスを直接、指定することは出来ません。

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Distribution settings reference には以下の記載があります。 「直接、IP アドレスを指定することは出来ない」と書かれているわけでは無いようですが、「DNS ドメイン名を指定しろ」という記載には読めます。

The origin domain is the DNS domain name of the resource where CloudFront will get objects for your origin, such as an Amazon S3 bucket or HTTP server. For example:

  • Amazon S3 bucket – amzn-s3-demo-bucket.s3.us-west-2.amazonaws.com

AWS Organizations へ 既存の AWS アカウントを追加する

新規に AWS アカウントを作成すると、通常はスタンドアロンアカウントになります。 スタンドアロンアカウントはアカウント毎に「請求情報を管理する」「ユーザ権限を管理する」必要があります。 組織や企業で AWS を利用し、アカウント数が増えてくるとスタンドアロンアカウントでは集中管理出来ず、管理コストが大きくなります。

AWS Organizations を使うと「ひとつの管理アカウント」と「複数のメンバーアカウント」に分けて集中的に AWS アカウントを管理することが出来ます。 請求は全て「管理アカウント」に対して行われます。

また、スタンドアロンアカウントは新規作成時に「認証」「請求情報の入力」が必須になり、手間と時間がかかります。 対して AWS Organizations にメンバーアカウントを追加する際は請求情報などの入力は不要である為、非常に簡単です。 メンバーアカウントは「新規追加 (作成) する」ことも出来ますが、「既存のスタンドアロンアカウントを追加する」ことも可能です。 今回は「AWS Organizations へ既存のスタンドアロンアカウントを追加する」手順をメモしておきます。

AWS で IAM ユーザに請求情報へのアクセス許可を付与する

AWS で root ユーザ以外の IAM ユーザが請求情報にアクセスする為にはアカウント情報の設定変更が必要になります。 今回は「アカウント設定を変更し、IAM ユーザでも請求情報にアクセス出来る設定変更手順」をメモしておきます。 勿論、リスクもありますので自己責任で設定してください。

macOS 15.1 Sequoia でウインドウを画面の上部へ移動しても何もしない

以前に macOS 15.0 Sequoia でウインドウを画面の端に移動しても何もしない というメモを書きました。 ですが macOS 15.1 では新しい設定項目が増えたようで、ウインドウを画面上へ移動させた場合に意図せず、フルスクリーン化されることがありました。 今回はこれを無効化する手順をメモしておきます。

ARM 版 AL2023 で lego で Route53 認証をし、Let's Encrypt のワイルドカード証明証取得を自動化する

以前に lego を使い Route53 認証でサーバ証明書を取得する (2020/09/27 版) という、amd64 な Amazon Linux 2 ベースのメモを書きました。 今回は ARM 版 Amazon Linux 2023 をベースに、以前のメモと同じく lego を使って Let's Encrypt を Route53 認証し、ワイルドカード証明書を自動取得する方法をメモしておきます。

Amazon Linux 2023 をアップデートする

Amazon Linux 2023 へ SSH したところ、ログイン時に下記のメッセージが表示されました。

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A newer release of "Amazon Linux" is available.
  Version 2023.3.20240108:
  Version 2023.3.20240117:
Run "/usr/bin/dnf check-release-update" for full release and version update info
   ,     #_
   ~\_  ####_        Amazon Linux 2023
  ~~  \_#####\
  ~~     \###|
  ~~       \#/ ___   https://aws.amazon.com/linux/amazon-linux-2023
   ~~       V~' '->
    ~~~         /
      ~~._.   _/
         _/ _/
       _/m/'
Last login: Tue Jan 23 08:09:14 2024 from 217.178.130.27

Amazon Linux 2023 – 長期サポート付きのクラウド最適化 Linux ディストリビューション には下記の記載があり、「dnf update コマンドはインストール済みのパッケージを更新しません」と明記されています。

最後に、Amazon Linux は、柔軟で一貫性のある更新メカニズムである、バージョニングされたリポジトリを通じた決定論的更新を提供します。これは、断然私のお気に入りのポリシーです。ディストリビューションは Amazon Linux パッケージリポジトリの特定のバージョンにロックされるため、更新を適用する方法とタイミングを制御できます。デフォルトでは、Amazon Linux 2 とは異なり、dnf update コマンドはインストール済みのパッケージを更新しません (dnf は yum の後継です)。これは、フリート全体で同じパッケージバージョンが使用されるようにするのに役立ちます。

今回は Amazon Linux 2023 でのシステムアップデート方法をメモしておきます。

検証用 Amazon Linux2023 初期設定メモ (2024/01/04 版)

以前に以下のメモを書きました。

今回は Amazon Linux2023 ベースで改めて検証用の初期設定手順をメモしておきます。 必ずしもセキュリティには十分な配慮をしておらず、あくまで「検証用途」の設定です。

Mountpoint for Amazon S3 で S3 Bucket を自動マウントする

AWS の S3 Bucket を Linux のファイルシステムとしてマウントするには下記の選択肢があります。 下記のうち、s3fs は最も古いようですが、パフォーマンス比較すると「goofys の方が処理速度が早い」と結論づけている方が多いようです (※ 私は s3fs を試したことがありません)。 Mountpoint for Amazon S3 は最も後発です。 AWS 自体が開発に参加しているようですが、現時点でも「/etc/fstab をサポートしない為、起動時に自動マウントする」ということが出来ないようです。 この「自動マウント」については後述します。

これらに関して、過去に幾つかのメモを書きました。 その一部が下記です。

上記のメモを書いた時点では、Mountpoint for Amazon S3 のインストールは「ソースコードからビルドする」手順が公式にガイドされていました。 ですが、現時点では RPM / DEB 形式のパッケージが提供されている為、インストールが簡単になりました。 今回は改めて、Mountpoint for Amazon S3 のインストール手順をメモしておきます。