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Cisco

CMLのSupplemental ISOが再公開される

昨日、CMLのリファレンスプラットフォーム(2025/07/18)がリリースされるも、一部取り下げというメモを書きました。このメモを公開した後でCML 2.9.0のリリースページに以下のメッセージが追記されていました。

The supplemental reference platform ISO is not currently available for download. There was a delay in posting that file. The original refplat-20250718-supplemental-iso.zip that we posted was corrupted during upload and should not be used. We will publish a new, corrected supplemental reference platform ISO soon.

image

その後、改めてSupplemental ISOディスクが公開されていました。CML 2.9.0のダウンロードページから入手可能です。

ファイル名 ファイルサイズ SHA512
refplat-20250724-supplemental-iso.zip 約13GB f4dc2dd2b5cdbb1fd6335290d69b8068b63a7ce8047ab3b672b3997d257a791d8a9102565fb54a1874cff078e6b1ad2d1e33615d4a76f7e8f2f7f49b8a43aaee
refplat-20250718-supplemental.iso 約15GB f86799609add8bc5b13fc637db04242b9f02d7fce4c091190ede0d496badcbc4ca0e10e0717e007d4d2dfd059717225eef00670af8fbbb47192e46e526132edd

CMLのリファレンスプラットフォーム(2025/07/18)がリリースされるも、一部取り下げ

CML 2.9.0のダウンロードページに下記が追加されていました。ですが、後にrefplat-20250718-supplemental-iso.zipは取り下げになったようで、現在はダウンロードできなくなっています。

ファイル名 ファイルサイズ SHA512
refplat-20250718-ise-iso.zip 約15GB 5fa1e2715323f2bebec8ede444ff9f96f0f2f389218c6d9f240c0ce22d63922e98187d3191195b055ca4db2e44658f128a237fe2032892e79bcd529341d5c7c3
refplat-20250718-supplemental-iso.zip 約14GB 1c8616a8c8f1509eb8a75bd44c456a7f93dcd128072c037c9e96aa549a38a4a38db31b180252f81ffacee483b62e45be55015bcad96ff6b770a4b847d1ada5cd

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CML2.9.0と同時リリースされたリファレンスプラットフォームに含まれるコンテナイメージ

CML 2.9.0から新たにコンテナ機能がサポートされています。CML 2.9.0と同時に公開されたリファレンスプラットフォーム「refplat-20250616-fcs-iso」に含まれるコンテナイメージの一覧はSupport for Container Imagesに書かれています。

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ここには「splunk」というイメージについて言及されているのですが、「refplat-20250616-fcs-iso」にはこのイメージは含まれていないようです。つまり、実際に含まれているコンテナイメージは以下のようです。

  1. chrome-136-0-7103-113-1.tar.gz
  2. dnsmasq-2-9-0.tar.gz
  3. firefox-138-0-4-build1.tar.gz
  4. frr-10-2-1-r1.tar.gz
  5. net-tools-1-0-0.tar.gz
  6. nginx-3-38.tar.gz
  7. radius-3-2-1.tar.gz
  8. syslog-3-38.tar.gz
  9. tacplus-f4-0-4-28.tar.gz
  10. thousandeyes-ea-1-210-0.tar.gz

先日、dfimageでDockerコンテナイメージからDockerfileを復元するで触れたdfimageを使い、これらのイメージのDockerfileを確認してみました。

Cisco CML 2.9.0リリース

Cisco CML 2.9.0がリリースされました。Software Downloadページからダウンロードすることができます。変更点はSummary of Changesに記載されていますが、下記などです。

  • Support for Container Images
  • Sample Labs Improvements
  • Custom Font for Console Pane
  • Address Display in Interfaces Pane
  • Node Disk Image Cloning
  • Lab Sharing and Advanced Group Permissions
  • IOL Nodes with Serial Interfaces
  • Catalyst 9800-CL and ISE Images
  • API Changes

同時に最新のリファレンスプラットフォームである「refplat-20250616-fcs.iso」が公開されています。この.isoファイルの内容は以下でした。

Cisco CMLのサイジング用Excelファイル

Cisco CMLを動作させるコンピュータのスペックは「どの程度、仮想マシンを動作させるか?」に大きく依存します(※ライセンスは考慮しません)。CMLを動作させるホストコンピュータのスペックをサイジングする際、CPU/メモリの計算に使えるExcelファイルがGitHubで公開されています。

「Device Count」欄を入力していくことで必要なスペックが自動的に計算されます。

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Cisco Catalyst上にThousandEyesのEnterpriseAgentをインストールする

ThousandEyesでネットワークを可視化するにはエージェントを用意する必要があります。エージェントはLinuxへインストールすることもできますが、Cisco製のネットワーク機器上へインストールすることもできます。Catalystにはコンテナを動作させることができるApp-Hostingという機能があり、ThousandEyesのエージェントはこの機能を使ってコンテナとして動作させます。今回はCatalyst9300上へエージェントをインストール手順をメモしておきます。