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Cisco

CML でノードライセンスを超過した場合のエラー

以前に CML でノードライセンスを消費するノード・消費しないノード というメモを書きました。 CML は「同時に起動出来るノード数」は「インストールされているノードライセンス数」で決定されます。 これはあくまで「同時起動数」であり、起動しなければ無制限にノードを配置出来ます。 ライセンスがインストールされていない場合の挙動はバージョンによって異なります。

バージョン ライセンス未インストール時の挙動
2.8.0 未満 ノードは 1 台も起動出来ない (サードパーティノードであっても起動出来ない)
2.8.0 以降 ノードは 5 台まで起動出来る (6 台以上起動するとエラーになる)

ノードライセンスを超過した場合、Web UI では以下のようなエラーが表示されます。

file

今回は API アクセスしている場合のエラーをメモしておきます。 API アクセスには Python + virl2-client を用います。

CML 上のノードを virl2-client (pyATS) で操作する

pyats を使うことでネットワーク機器の操作を自動化することが出来ます。 CML 上に作成したラボであれば virl2_client を使うことで pyATS 用の testbed 用意などを簡略化しつつ、簡単にノードの操作を自動化することが出来ます。 但し、実際に virl2_client から pyats の機能を呼び出すには少しコツがあるようです。 今回は CML 上のノードを pyats 経由で操作するスクリプトの「問題があるバージョン」「修正したバージョン」をメモしておきます。

Cisco UCS の CIMC へ SSH して電源オンにする

Cisco UCS のハードウェア状態を確認したり、電源の制御を行うには WebUI から操作するケースが多いかもしれません。 しかし、UCS の管理インターフェイスである CIMC へ SSH アクセスし、CLI から「電源オフ」や「電源オン」を実施することも可能です。 今回は CLI から電源の制御を行うコマンドをメモしておきます。

CML 2.7.2 へアップグレードする

Cisco CML 2.7.2 がリリースされていたので、Cisco CML のバージョンアップ手順をメモしておきます。 今回は「2.7.1 → 2.7.2」へのバージョン変更です。 正式な手順は公式サイトの Upgrading to New Version に記載されています。

尚、今回は「Reference Platform の追加」については説明しません。 公式サイトの Copy Refplat ISO to Disk に詳細が書かれていますが、Reference Platform に含まれるイメージを追加したい場合は Cockpit 上から操作を行う必要があります。

Ubuntu 24.04LTS 上で CML 用の VyOS 1.5 系イメージを作成する

以前に以下のメモを書きました。

VyOS は Get VyOS から VyOS nightly builds 版をダウンロード出来、現時点ではバージョン 1.5 系 (circinus) が公開されています。 ですが、公開されているのは .iso ファイルだけであり .qcow2 ファイルはリリースされていません。 そこで今回は CML 上で利用出来る VyOS の .qcow2 イメージを作成します。 尚、後述する理由から「cloud-init は無効」のイメージを作成します。