Cisco UCS の CIMC へ SSH して電源オンにする
Cisco UCS のハードウェア状態を確認したり、電源の制御を行うには WebUI から操作するケースが多いかもしれません。 しかし、UCS の管理インターフェイスである CIMC へ SSH アクセスし、CLI から「電源オフ」や「電源オン」を実施することも可能です。 今回は CLI から電源の制御を行うコマンドをメモしておきます。
Cisco UCS のハードウェア状態を確認したり、電源の制御を行うには WebUI から操作するケースが多いかもしれません。 しかし、UCS の管理インターフェイスである CIMC へ SSH アクセスし、CLI から「電源オフ」や「電源オン」を実施することも可能です。 今回は CLI から電源の制御を行うコマンドをメモしておきます。
Cisco CML 2.7.2 がリリースされていたので、Cisco CML のバージョンアップ手順をメモしておきます。 今回は「2.7.1 → 2.7.2」へのバージョン変更です。 正式な手順は公式サイトの Upgrading to New Version に記載されています。
尚、今回は「Reference Platform の追加」については説明しません。 公式サイトの Copy Refplat ISO to Disk に詳細が書かれていますが、Reference Platform に含まれるイメージを追加したい場合は Cockpit 上から操作を行う必要があります。
以前に以下のメモを書きました。
VyOS は Get VyOS から VyOS nightly builds 版をダウンロード出来、現時点ではバージョン 1.5 系 (circinus) が公開されています。 ですが、公開されているのは .iso ファイルだけであり .qcow2 ファイルはリリースされていません。 そこで今回は CML 上で利用出来る VyOS の .qcow2 イメージを作成します。 尚、後述する理由から「cloud-init は無効」のイメージを作成します。
IOS-XE で動作する IOL を使い、IPv6 + EIGRP を構成したコンフィグ例などをメモしておきます。
Ubuntu 24.04LTS はデフォルトで rsyslog サービスが動作していますが、514/UDP や 514/TCP を Listen しておらず、リモート機器から送信された Syslog メッセージは受信しません。 そこで今回は以下の方針で rsyslog を設定する方法をメモしておきます。
/var/log/rsyslog
配下に作成するCisco CML で動作させるノードのイメージファイルは Reference Platform として提供されています。 現時点では下記の 2 種類、リリースされています。
ファイル名 | 収録しているイメージ |
---|---|
refplat-20240322-supplemental.iso |
Cisco Catalyst SD-WAN 関連のイメージのみを収録 |
refplat-20240623-fcs.iso |
SD-WAN 以外の Cisco 製品とサードパーティ製イメージ |
これらに含まれる各イメージがデフォルトで要求する CPU / メモリリソースを一覧にまとめておきます。
通称「regreSSHion」こと CVE-2024-6387 ですが、Remote Unauthenticated Code Execution Vulnerability in OpenSSH Server (regreSSHion): July 2024 には ASA の修正バージョンは以下と記載されています。
- 9.18.4.34
- 9.20.3 (Aug 2023)
CSCwk62296 - Address SSP OpenSSH regreSSHion vulnerability には以下の記載があります。
Conditions:
Please not that not all past software releases are affected, this is due to the fact that OpenSSH is either not in use or included in a version that is not affected by this CVE.
For ASA:
- releases up to 9.16 (included) are NOT affected
- releases 9.17 and 9.18 are affected, only if CiscoSSH is configured on the ASA. By default, CiscoSSH is not configured.
For FTD:
- releases up to 7.0.6 (included) are NOT affected
今回は「ASAv の CiscoSSH スタック有効時 / 無効時」各々で CVE-2024-6387 の影響有無を確認してみます。
Cisco CML の Reference Platform には Windows のクライアント / サーバは含まれません。 その為、CML 上で Windows Server を利用したい場合は自身で追加する必要があります。 Windows Server 2019 評価版のダウンロード先は GitHub の cml-community に書かれていますが、詳細な手順は書かれていません。 今回はこの手順を噛み砕いてメモします。
Cisco CML で動作させるノードのイメージファイルは Reference Platform として提供されています。 現時点で最新となる Reference Platform「refplat-20240623-fcs.iso」に含まれる Cisco 機器のうち、個人的によく使うものの初期コンフィグをメモしておきます。