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Docker

Docker でボリュームを相対パスで指定する

Docker でボリュームをマウントする際は絶対パスで指定します。 これを相対パスで指定するとエラーになってしまいます。

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# docker run -d -p 80:80 --name httpd -v ./:/usr/local/apache2/htdocs httpd
docker: Error response from daemon: create ./: "./" includes invalid characters for a local volume name, only "[a-zA-Z0-9][a-zA-Z0-9_.-]" are allowed. If you intended to pass a host directory, use absolute path.
See 'docker run --help'.

これを回避するには $(pwd) 環境変数などを用いて相対パスを表現します。 この方法であればエラーにならず、実行することが出来ます。

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docker run -d -p 80:80 --name httpd -v $(pwd):/usr/local/apache2/htdocs httpd

もしくは docker-compose を利用します。

カスタマイズした設定ファイルで Tiny File Manager の Docker コンテナを起動する

先日、簡易ファイルアップローダ「Tiny File Manager」を Docker で起動する というメモを書きました。 標準の設定ファイルでは「タイムゾーンが UTC」「時刻の表記が日本に馴染みのない方式」「ユーザ認証がかかっている」などの設定になっています。 これらをカスタマイズした設定ファイルを指定した上で Tiny File Manager の Docker コンテナを起動する方法をメモしておきます。 作業は Rocky Linux8 上で実施しました。

簡易ファイルアップローダ「Tiny File Manager」を Docker で起動する

Tiny File Manager は PHP ベースの簡易ファイルマネージャです。 直接、システムにインストールしても勿論問題ありませんが、今回は tigerdockermediocore/tinyfilemanager-docker で公開されている Docker コンテナイメージを使い、簡単に Tiny File Manager を動作させる手順をメモしておきます。 動作確認は Rocky Linux8 上で行いました。 今回はあくまでテストということで「Nginx で公開している Document Root を Tiny File Manager で公開する」というシナリオを実装します。