BIG-IP LTM で初期セットアップ・ユーティリティをスキップする
BIG-IP LTM を導入する際、販売店によってはライセンスがアクティベーションされているケースもありますが、販売店によってはアクティベーションされていないケースや、検証用に Virtual Edition 評価版 をインストールした直後は "NO LICENSE" 状態になっています。
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BIG-IP LTM を導入する際、販売店によってはライセンスがアクティベーションされているケースもありますが、販売店によってはアクティベーションされていないケースや、検証用に Virtual Edition 評価版 をインストールした直後は "NO LICENSE" 状態になっています。
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BIG-IP 10.2.1 Build 496.0 HF2 がリリースされています。新機能の追加は無く、安定性の向上を目的としたリリースのようです。以下はリリースノートから抜粋した Hotfix の内容です。
BIG-IP での現在のコネクション状態は、v9 までは bash 上から "b conn show" で、v10 以降は左記の方法に加えて TMSH 上から "show / sys connection" で、確認することが出来ます。
BIG-IP v10.0.0 から新たに "TMSH" という、Cisco ライクなシェルがサポートされました。F5 の資料によると「TMSH には以下のような特徴がある」と、まとめられていました。
"Cisco ライク" と言う通り、TAB キーや "?" によるコマンド補完が効きます。また、"新規作成時は create"、"変更時は modify"、"削除は delete" と、コマンドが明確に定義されており、後発である分、Cisco など他社の CLI をよく研究してデザインしてあるように思っています(少なくても、私には非常に使い勝手が良いです)。今回は TMSH の概要と、基本的な操作・設定例を記載します。
BIG-IP では従来、Syslog メッセージをサーバへ転送するには /etc/syslog-ng/syslog-ng.conf(/var/run/config/syslog-ng.conf)を直接、vi で編集してしまう・・・という方法がありましたが、TMOS v10 からこの方法はサポートされなくなりました。代わりに以下の方法で Syslog サーバを設定する必要があります。
BIG-IP LTM VE(Virtual Edition)のバージョン 10.2 を検証しようとしたのですが、「activate.f5.com」でのライセンス・アクティベーション時に「Unable to grant license key: Error 51133, F5 registration key is not compatible with the detected platform - This platform」というエラーが出てしまいました。