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F5

BIG-IP LTM で初期セットアップ・ユーティリティをスキップする

BIG-IP LTM を導入する際、販売店によってはライセンスがアクティベーションされているケースもありますが、販売店によってはアクティベーションされていないケースや、検証用に Virtual Edition 評価版 をインストールした直後は "NO LICENSE" 状態になっています。

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BIG-IP 10.0.1 Build 3341.1084
Kernel 2.6.18-164.2.1.el5.1.0 f5app on an i686
localhost login: root
Password:
Last login: Sun Jun  5 05:34:59 on tty1
[root@localhost:NO LICENSE] config #

TMSH で BIG-IP の基本的な設定を行う

BIG-IP v10.0.0 から新たに "TMSH" という、Cisco ライクなシェルがサポートされました。F5 の資料によると「TMSH には以下のような特徴がある」と、まとめられていました。

  1. ツリー構造
  2. Action / Object モデル
  3. 明示的な create と modify 操作
  4. コンテキスト・センシティブなヘルプ
  5. CLI historical Stats
  6. bigpipe 互換性
  7. 基本的な transaction のサポート

"Cisco ライク" と言う通り、TAB キーや "?" によるコマンド補完が効きます。また、"新規作成時は create"、"変更時は modify"、"削除は delete" と、コマンドが明確に定義されており、後発である分、Cisco など他社の CLI をよく研究してデザインしてあるように思っています(少なくても、私には非常に使い勝手が良いです)。今回は TMSH の概要と、基本的な操作・設定例を記載します。

BIG-IP で Syslog サーバを設定する

BIG-IP では従来、Syslog メッセージをサーバへ転送するには /etc/syslog-ng/syslog-ng.conf(/var/run/config/syslog-ng.conf)を直接、vi で編集してしまう・・・という方法がありましたが、TMOS v10 からこの方法はサポートされなくなりました。代わりに以下の方法で Syslog サーバを設定する必要があります。