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Linux

Linux の 2 つの time コマンド

Linux では同じ time コマンドでも、2 種類存在します。

  • /usr/bin/time
  • bash の 組み込みコマンドである time

上記を踏まえれば当然ですが、「どの time なのか?」を意識せずに実行してしまうと以下のように (実行する time が異なってしまうので) 結果が異なります。

ディレクトリを再帰的に検索してファイルを削除する

macOS では .DS_Store (Desktop Services Store) というファイルが自動的に作成されます。 このファイルに限らないのですが、何れかの理由で「ディレクトリを再帰的に検索し、対象ファイルを削除したい」というケースがあります。 こういった場合は以下のようなシェルスクリプトで対応することが可能です。 -name 指定されているファイル名を変更することで、他のファイルを対象することも可能です。

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#!/bin/sh
find . -name ".DS_Store" -delete

cron から venv 環境の Python スクリプトを実行する

Python スクリプトを実行する為、以下のように /opt/sample ディレクトリ配下に .venv という venv 環境をしたとします。

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cd /opt/sample
python3 -m venv .venv

この環境に対して venv 環境を意識した Python スクリプトを実行するには (システム全体の Python では無く) 以下のように venv 環境内の Python を指定します。 下記の例では /opt/sample/.venv/bin/python3 のように venv 環境内の Python を指定しています。

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0 0 * * * root cd /opt/sample/ && /opt/sample/.venv/bin/python3 script.py

tar コマンドで OVA ファイルを取り扱う

以前に以下のメモを書きました。

前回、Ubuntu 18.04LTS ベースの TE エージェント新規インストールはサポート終了 というメモを書きましたが、このメモに伴いリリースされたばかりの ThousandEyes OVA ファイルを題材に、tar コマンドを使った OVA ファイルの取り扱い方を改めてメモしておきます。

Ubuntu 18.04LTS ベースの TE エージェント新規インストールはサポート終了

従来、ThousandEyes の仮想アプライアンスは Ubuntu 18.04LTS ベースでした。 ですが、Enterprise Agent Support Lifecycle に記載されているように現行の「Ubuntu 18.04 LTS ベースの仮想アプライアンスやカスタムイメージ」は End of Installation Support を迎えました。

Operating System Version End of Installation Support End of Support End of Life
Ubuntu 18.04 LTS ("Bionic") 2023-01-31 2023-04-30 2023-06-30
Ubuntu 20.04 LTS ("Focal") 2025-01-31 2025-04-30 2025-06-30

その為、仮想アプライアンスやカスタムイメージのベースは Ubuntu 20.04LTS へ移行されています。 これらは ThousandEyes の 2023/2/1 の Changelog に詳しく記載されています。

Ubuntu 22.04LTS で dnsmasq を異ネットワークから応答出来るように設定する

以前に Ubuntu 22.04LTS へ dnsmasq をインストールする というメモを書きました。 但し、dnsmasq はデフォルト状態では「同じネットワークからの名前解決要求にしか応答しない」という設定になっているようです。 そこで今回は改めて dnsmasq のインストール手順に加え、「異なるネットワークからの名前解決要求にも応答する設定例」をメモしておきます。