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Linux

CentOS8 + Network Namespace + VLAN で検証環境を構築する

以前に CentOS8 で管理用/検証用インターフェイスを Namespace で分離する というメモを記載しました。 あまり無いと思いますが、場合によっては更に「検証用ネットワーク側はひとつのインターフェイスを複数の VLAN で利用したい」というケースもあるかも知れません。 今回はそういった場合の設定方法をメモしておきます。

CentOS8 でネットワーク接続名を変更する

CentOS8 で (ネットワークの) 接続名が「スペースを含むアルファベット」や「日本語」だとエスケープが必要だったり、取り回しが不便な場合があります。 そういった場合は接続名を変更してしまいます。

CentOS8 で管理用/検証用インターフェイスを Namespace で分離する

CentOS8 でネットワークインターフェイスが複数存在する場合、利用方法は幾つか考えられると思います。

  1. そのまま扱う (全インターフェイス同じルーティングテーブルに所属させる)
  2. インターフェイスごとに VLAN を分ける (8021q モジュールが必要)
  3. インターフェイスごとに VRF を分ける (カーネル 4.4 以上が必要)
  4. インターフェイスごとに Network Namespace を分ける (対応版カーネルと iproute2 パッケージが必要)

今回は 4 番目の Network Namespace を使った設定方法をメモしておきます。 尚、このメモは Network Namespaceを使ってLinuxのルーティングテーブルを分離させる を参考にさせて頂いている為、出来れば (このメモよりも) 元記事をご覧になることをお勧めします。

CentOS8 で諸々をアップデートするスクリプト

CentOS8 で諸々アップデートするのが面倒な為、自分の作業用スクリプトをメモしておきます。

以下を実行します。

  1. 古いカーネルを削除する
  2. パッケージをアップデートする
  3. pyenv 自身をアップデートする
  4. pip パッケージをインストールする
  5. pyenv でインストール可能な Python のバージョン一覧を表示する
  6. インストール済みの Python バージョンを表示する
  7. dnf キャッシュとコマンド実行履歴を削除する

具体的なスクリプトの内容は以下です。

CentOS7/8 に ripgrep をインストールする

ripgrep (通称 rg) は Rust で作られたコマンドラインツールです。 grep と同じくファイル中の文字列を検索出来ますが、非常に動作スピードが速いです。 grep で再帰検索させる場合は find と組み合わせて利用するケースが多いと思いますが、ripgrep は単体で再帰検索可能です。