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Linux

自分用・検証用 Ubuntu22.04.4LTS 作成手順メモ(2024/04/04 版)

以前に以下のメモを書きました。

内容は過去メモとほぼ同じですが、以下が異なります。

  • Ubuntu のバージョンを更新 (22.04.04LTS ベース)

Ubuntu 22.04 へ複数ユーザでの共有を前提に asdf をインストールする

以前に Ubuntu 24.04 へ asdf をインストールして言語 / ツールのバージョンを管理する というメモを書きました。 この過去メモでは相互に環境を汚染しないように「asdf をユーザ毎に分離して利用する」前提にしていました。 その為、以下の状態になります。

  • ユーザ A がインストールしたプラグインは、ユーザ A が利用出来る
  • ユーザ B がインストールしたプラグインは、ユーザ B が利用出来る
  • ユーザ A がインストールしたプラグインを、ユーザ B が利用することは出来ない

今回は複数ユーザでの共有することを前提に asdf をインストールする手順をメモしておきます。

Ubuntu でネットワーク設定を netplan で行う際の Default Route 設定

Ubuntu でネットワーク設定を行う際、従来は netplan の設定ファイルでデフォルトルートは gateway4 として設定していました。 しかし、Ubuntu 22.04 以降はこの設定だと以下の警告が表示されるようになったそうです。

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** (process:1585): WARNING **: 13:37:35.487: `gateway4` has been deprecated, use default routes instead.
See the 'Default routes' section of the documentation for more details.

この挙動については Ask UbuntuNetplan - gateway has been deprecated に書かれていますが、設定ファイルの書き換えが必要です。

cron では無く、systemd で定期実行を定義する

Amazon Linux 2 と Amazon Linux 2023 を比較したドキュメントの Task scheduling に記載がありますが、Amazon Linux 2023 には標準で cron がありません。

The cronie package was installed by default on the AL2 AMI, providing support for the traditional crontab way of scheduling periodic tasks. In AL2023, cronie is not included by default. Therefore, support for crontab is no longer provided by default.

You can optionally install the cronie package to use classic cron jobs. We recommend that you migrate to systemd timers due to the added functionality provided by systemd.

Amazon Linux 2023 で cron を利用出来るようにする に書いた通り、cron を追加することも出来ますが、systemd を使って定期実行を実現することも可能です。

nmap で対応している SSL/TLS バージョン・暗号スイートを調べる

以前に openssl コマンドで SSL/TLS バージョンを指定した HTTPS 接続テストを実施する というメモを書きました。 openssl より nmap の方が簡単に該当サイトが対応している SSL/TLS バージョン・暗号スイートを表示出来ます。 具体的には nmap -sV --script ssl-enum-ciphers -p 443 [FQDN] を実行します。 今回は www.apple.com や www.kantei.go.jp に実行した結果をサンプルとして掲載しておきます。