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Linux

Ubuntu22.04.4LTS へ Samba AD をインストールする

UbuntuSamba を Active Directory のドメインコントローラとして構築する手順をメモしておきます。 現時点で Samba の最新バージョンは 4.19.6 ですが、今回は Ubuntu の標準リポジトリから 2:4.15.13 というバージョンを導入します。 「2:」部分の意味はわかりませんが、バージョン 4.15.13 だと解釈するとやや古いことになります。

尚、Samba 4.19.0 Available for Download には以下の記載があります。

An initial, partial implementation of Active Directory Functional Level 2012, 2012R2 and 2016 is available in this release.

今回の構築する環境 (バージョン) では AD の機能レベル 2012 〜 2016 は利用出来ず、結果として機能レベルは 2008 になります。

検証用 Ubuntu22/24 を初期化するスクリプト

GitHub の init-linux に検証用 Linux の初期化用スクリプトを置いてあります。 vSphereCML に Ubuntu を作成した際の初期化処理はこのスクリプトで実行するようにしています。 特に CML 上の Ubuntu でれば cloud-init を使って初回起動時にこのスクリプトを自動実行するようにしています。 その分、多少初回起動は遅くなりますが、必要な設定・パッケージがインストール済み状態になるのは快適です。

従来は「asdf をインストールし、可能な限り asdf 経由で各種ツールをインストールする」ような作りにしていました。 ですが、特に Python の場合に「asdf 経由でインストールしたが故の問題」(例えば asdf 環境の Python に pip で追加したコマンドが使えない場合の対処) がある為、asdf をインストールするのは止めました。

検証環境では Ubuntu22 を利用することが多い為、Ubuntu24 用のスクリプトはあまりメンテナンスしていませんが、Ubuntu22 / Ubuntu24 各々のスクリプトを実行する方法は以下の通りです。

Ubuntu22

curl -Ls https://raw.githubusercontent.com/sig9org/init-linux/master/init-ubuntu22.sh | bash -s

Ubuntu24

curl -Ls https://raw.githubusercontent.com/sig9org/init-linux/master/init-ubuntu24.sh | bash -s

Ubuntu 22.04.4LTS へ Nginx をインストールする

以前に Ubuntu 22.04LTS へ公式リポジトリから apt で Nginx をインストールする というメモを書きました。 改めて公式ドキュメントである Installing a Prebuilt Ubuntu Package from the Official NGINX Repository に従って Nginx をインストールする手順のうち、コマンドだけを羅列しておきます。 対話的に apt install 実行、y/n の入力を求められる部分は -y を追記しています。

自分用・検証用 Ubuntu22.04.4LTS 作成手順メモ(2024/04/04 版)

以前に以下のメモを書きました。

内容は過去メモとほぼ同じですが、以下が異なります。

  • Ubuntu のバージョンを更新 (22.04.04LTS ベース)

Ubuntu 22.04 へ複数ユーザでの共有を前提に asdf をインストールする

以前に Ubuntu 24.04 へ asdf をインストールして言語 / ツールのバージョンを管理する というメモを書きました。 この過去メモでは相互に環境を汚染しないように「asdf をユーザ毎に分離して利用する」前提にしていました。 その為、以下の状態になります。

  • ユーザ A がインストールしたプラグインは、ユーザ A が利用出来る
  • ユーザ B がインストールしたプラグインは、ユーザ B が利用出来る
  • ユーザ A がインストールしたプラグインを、ユーザ B が利用することは出来ない

今回は複数ユーザでの共有することを前提に asdf をインストールする手順をメモしておきます。