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macOS

macOS で新環境へ Mail のデータを移行するには

Mail のデータを移行するには旧 Mac OS X 環境から、移行先である新 Mac OS X 環境へ以下をコピーします。

  • "~/Library/Mail" ディレクトリ
  • "~/Library/Preferences/com.apple.mail.plist" ファイル

macOS でフォルダ名をローカライズするには

Finder でユーザのホームフォルダを確認すると "デスクトップ" や "書類" といったディレクトリが見えますが、ターミナルから ls コマンドを実行すると "Desktop" や "Document" のように英語名でディレクトリが確認できます。しかし、新たに「Software」というディレクトリを作成しても、自動的に日本語化(ローカライズ)はされません。

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$ ls
Desktop     Documents   Downloads   Library     Movies
Music       Pictures    Public      Sites       Software

この「ディレクトリの日本語名と英語名の対比」は "/System/Library/CoreServices/SystemFolderLocalizations/Japanese.lproj/SystemFolderLocalizations.strings" というファイル中で以下のように定義されています。

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/* Folders in user homes
*/
"Desktop" = "デスクトップ";
"Documents" = "書類";
"Movies" = "ムービー";
"Music" = "ミュージック";
"Pictures" = "ピクチャ";
"Public" = "パブリック";
"Sites" = "サイト";
"Drop Box" = "ドロップボックス";
"Favorites" = "よく使う項目";
"Saved Searches" = "保存済みの検索条件";
"Mail Downloads" = "メールダウンロード";
"Downloads" = "ダウンロード";

この部分に以下のように記述を加えます。

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"Software" = "ソフトウェア";

続いて、該当ディレクトリ内に ".localized" という名前の空ファイルを作成します。

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touch ~/Software/.localized

最後に Finder を再起動すれば完了です。"option" キーを押しながら Dock 上の Finder を右クリックする等のアクションでコンテキストメニューを表示させ、"再度開く" を選択します。

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これで Finder を開けば、該当ディレクトリが日本語化されています。

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Mac mini を RAID0 構成にして、ディスク I/O を改善する

Mac mini は価格も手頃で、自宅用サーバ(?)にもってこいです。MacMini のMid 2010 モデルの上位モデルにするとストレージは 500G x 2 台構成となりますが、これは単純に「別々のボリューム」として設定されています(RAID 構成にはなっていません)。

そこで全く同じハードウェア構成の Mac mini(CPU = Intel Core 2 Duo 2.66GHz, メモリ = 8G, HDD 500G x 2台)で xbench を使い、デフォルトの構成と RAID0 構成とでディスクのベンチマークを取得してみました。余談ですが、RAID 自体の作成は Mac OS X 標準の「ディスクユーティリティ」で可能ですが、起動パーティションを RAID 化するには (1) 一時的に外部ドライブで起動させて通常の起動ドライブを RAID 化する方法か、もしくは (2) OS をインストールし直し、その際、RAID 化してしまう、という、何れかの方法を選択することが可能です。(1) の方法を取る場合、Carbon Copy Cloner といったツールを使うと効率良く作業が可能だと思います。

参考までに MacBook Early 2008 モデル(CPU = Intel Core 2 Duo 2.4GHz, メモリ = 4G, HDD 250G x 1台)と iMac(CPU = Intel Core i5 2.66GHz, メモリ = 8G)でのベンチマーク結果も記録しておきます。

Windows 向けにファイルやフォルダを圧縮するには

Mac でファイルやディレクトリを圧縮すると、「.DS_Store」という Windows ユーザにとっては不要なファイルが含まれてしまったり、文字化けが発生したりと不便です。しかし、MacWinZipper というツールを使うと、こういった問題が解消します。以下は MacWinZipper のホームページから抜粋です。

Macで作ったzipファイルをWindowsユーザーへ渡したときに起こる2大トラブル「余計なファイルの混入」「ファイル名の文字化け」を防いで、クリーンにzipアーカイブすることに特化したシンプルなアプリケーションです。

細かい設定も必要ありません。ファイルやフォルダを、アイコンへドラッグ&ドロップするだけの簡単操作。Dockに登録してお使いになると便利です。

もちろん作ったzipファイルはMacでもそのまま展開できます。その場合、Mac特有の付加情報であるリソースフォークなどは取り除かれています。(OS標準のアーカイブユーティリティのご使用を推奨します)

単に MacWinZipper をインストールしただけでも便利ですが、(Windows で右クリックして表示されるコンテキストメニューのように)右クリックして圧縮出来ると便利(かも)知れません。そこで、Automator を使って MacWinZipper を右クリックメニューに追加します。

polipo と Google Public DNS で Web を高速化する

polipo は個人で動作させることを念頭において作成された、ローカル Proxy です。キャッシュ、HTTP 1.0 アクセスの HTTP 1.1 化、パイプライニング処理といった工夫を行い、Web アクセス(HTTP や HTTPS によるアクセス)を高速化させます。また、Web アクセスが改善すると、次は DNS による名前解決にかかる時間がボトルネックになる可能性がある為、今回は http://code.google.com/intl/ja/speed/public-dns/ を使って DNS の応答速度の向上にもチャレンジしてみます。